12月28日放送の「バイキングゴールデン」で、ネットライターの実態が明らかにされ、番組ゲストたちを驚かせました。
「バイキングゴールデン」に登場した、ネットライター歴2年のAさんの場合、なんと今年の年収は1500万円になるとか。
そんなネットライターの実態と仕事内容をまとめました。
ネットライターとは?
「バイキングゴールデン」でネットライターが取り上げられるほど、ネットライターって注目されている仕事なのでしょうかね。
番組に登場したのは、ネットライター歴2年という男性Aさん。顔や姿は伏せられていましたが、シルエット越しに、ごくごく普通の人、という感じでした。テレビ取材だからといって、別にスーツを着てくるわけでもなく。
Aさんは、毎日「バイキング」のようなテレビを観て、話題になりそうなネタを探し、それを記事にして、お金を得ているそうで、記事一本5,400円なんだとか。
そんなAさんの一日とは、
5時: 約30本のネタをクライアントに提出
8時: 採用ネタの連絡が来る
13時: 記事を書く(1記事約30分かけて、計5記事以上)
20時: 仕事終了
Aさんが選んだネタの内、どのネタを採用するか、クライアントから連絡が来次第その場でババーと書いて納品するそうです。
時にはクライアントから、夜9時から放送のテレビ番組を観て、指定されたキーワードで記事を書き、番組終了30分前に納品する、という依頼もあるそうです。
キーワードやタイトルは、クライアントから送られてきて、A氏はそれに沿ってテレビを観ながら記事を書いくわけですが、番組終了30分前に納品ですから、記事を書くスピードも要求されるわけですね。
年収は1500万円!
今年は確かに不倫など、話題が尽きない一年でした。そういったことも大きく影響して、Aさんの年収は、今年は1500万円になるそうです。去年は1000万円だったとか。
Aさんは原稿用紙2枚半ほどの記事を一本書いて5,400円、ですから一日8本も書けば、月収100万円を超えるという計算です。
ですからとてもおいしい仕事だと、Aさん本人も認めています。
そりゃ1500万円の年収ですから、おいしいでしょうが、やはり朝4時起きなんて、高収入である分、大変な部分もあるようですね。
朝4時から夜8時まで、ひたすらPCに向かっているわけはないでしょうが、それなりに長時間労働ではあります。
ただ本人は楽しんでネットライターの仕事をしているようで、妄想を膨らませて書いている、と話していました。
坂上忍は批判しまくり
Aさんは、全く芸能人に直接取材をしたことはないし、情報元は全てテレビとネットだけ。
実際に取材を行う芸能記者などは、年収はAさんの1/3ほどなんだとか。ちゃんと取材して、一本3万円程度。その取材にも、ものすごい苦労が伴います。
「バイキングゴールデン」の司会坂上忍さんは、ネットライターの仕事に対し、
「人のふんどしで商売を成立させている」
と批判していました。
ゲストの梅沢富美男さんも、
「ネットニュースなんて、感想文」
と怒りをあらわにしていました。
実際にネットライターの記事に怒っている有名人は多く、これに対してAさんは、芸能人に対して書いているわけではなく、一般のネットユーザーに向けて書いているので、あまり気にしないでほしいとのこと。
そして有名人にはもっと騒ぎを起こしてほしいとも話していました。
確かに有名人が騒ぎを起こせば、それはおいしいネタになり、A氏にとっても仕事になるわけですからね。
最後に
ネットライターが「バイキングゴールデン」で取り上げられるようになるなんて、それなりに注目を浴びている仕事なんですね。
多くの批判もあるでしょうが、芸能人も仕事上ネットを利用して情報を拡散したりする時代ですから、ある意味、持ちつ持たれつの関係なのかもしれません。
以上、年収1500万円!ネットライターの実態が「バイキングゴールデン」で明らかに、という話題でした。