遂にというべきか、やっぱりというべきか、その両方である年の差婚だった三船美佳と高橋ジョージの離婚。逆に言えばよくここまで続いたなというのが、本音であろう。わずか16歳でしかも24才もの年の差婚をした三船美佳。離婚に至った経緯は、マスコミが報じるところだが、なぜこの二人がうまくいかなかったのか。多くの年の差婚を見てきた経験から、理由と真相を分析した。
年の差婚、うまくいく?ダメになる?
うまくいくケース1: 年齢格差=経済格差
友陣は職業柄、多くの年の差婚を見てきた。女性は年上の男性を、男性は年下の女性と結婚するケースが多い。その年齢差が一回りどころか2回り3回りとなると、見ていて親子かどうかすると孫娘とおじいちゃん。それでも何年も一緒にいる夫婦は、やはり明らかに、男の経済力と女の繁殖能力(プラス家事と介護能力)がある。それは何も年の差婚に限ったことではないが、これら二つの交換がより顕著に見られる。年齢差が大きいことから、夫の介護が必要になるのも近い。若い妻に期待することは、介護である。その関係がはっきりしていると、年の差婚でもうまくいく。
うまくいくケース2: 年の差の内容
あとうまくいく年の差婚は、同じ30才違うとしたら、20&50ではなく、40&70の方だと思う。女性もこの年齢なら腹をくくっている。それにこの組み合わせだと、年齢差があっても、あまり気にならなくなるのだ。20歳そこそこなら、まだ子供の感が拭えないが、40才なら人生経験も十分にある大人だからだ。
ダメになるケース1: 夫≠父親
上記にも書いたが、女性が若すぎると、まだまだ遊びたい年頃だ。父親のような存在に憧れて、父親の世代、または祖父の世代と結婚したところで、夫は父親の代わりにはなれない。よく夫はもう一人の子供だ、と揶揄する妻もいる。そんな状況で、単に年が離れているからといって、どうやったら夫が父親になるというのか。父親代行を夫に求めてはいけない。
三船美佳は、父親三船敏郎が年をとってから生まれた娘である。だから父親が亡くなったのは、彼女がまだ十代の頃だ。三船美佳が父親世代に憧れるのは十分理解できる。しかし夫は、父親ではなかったということだ。
ダメになるケース2: 独占欲やモラハラ
あと若い女性と結婚したことで、夫の独占欲に火をつけることになるケースもあるだろう。年をとって自分の”男”に陰りが見え始めると、何でもって若い妻を繋ぎ止めておくのか。妻と自分の経済格差が大きいのなら、それが繋ぎ止めることの要因になるかもしれないが、そうでない場合、何でもって・・・?そうなると、夫の独占欲やモラハラが強くなる。これに耐えられる妻が耐えられなくなれば、離婚となるだろう。
三船美佳と高橋ジョージの間にもこのモラハラの噂がある。高橋ジョージはそんな事実は無いときっぱり言っているが、夫婦の間の秘め事は誰にも分からないし、普通は加害者は自分の行動や言動が害を加えたとは夢にも思っていない。
ダメになるケース3: 妻≥夫
もう一つダメになるケースで、妻と夫の経済格差が小さい夫婦だ。つまり妻も十分稼いでいる場合や妻の実家が裕福な場合。夫に経済的に頼る必要がない。
三船美佳も芸能人として、十分な収入があるはずだ。しかも彼女の実家は芸能一家で、帰る場所にも苦労しない。三船美佳は子供がいるが、母親がいる。金銭的にも、手助けしてくれる人にも全く困らないわけだ。
このように見ていくと、三船美佳と高橋ジョージは別れるべくして別れた気がする。もちろん夫婦のことは外から分からないことも多いであろう。でもまあ、的は得ている分析であると言えよう。