今年2016年も、ノーベル賞受賞者発表のシーズンがやってきましたね。やはり日本人としては、どの日本人候補がノーベル賞を受賞するのかが一番気になります。中でも注目は、ノーベル文学賞候補筆頭の村上春樹氏ではないでしょうか。
ノーベル賞2016の日本人候補一覧と、受賞者発表日程、そして発表中継動画へのリンクもあります。
この中から日本人受賞者が出るか、予想してみては?そして結果はいかに?
ノーベル賞2016、日本人候補者一覧
1901年から続くノーベル賞も、21世紀になってから、実に多くの日本人が受賞しています。同一年に複数の日本人が受賞することも何度かあり、日本人の活躍が目覚ましいのかな、なんて誇りに思いますよね。
今年も多くの日本人候補者の名前が上がっています。みなさん素晴らしい功績・実績があり、どの候補者がノーベル賞を受賞してもおかしくありませんよね。
医学生理学賞
- 遠藤章
東京農工大特別栄誉教授
コレステロール値を下げる物質スタチンを発見 - 大隅良典
東京工業大栄誉教授
オートファジーの仕組みを解明 - 坂口志文
大阪大特任教授
制御性T細胞の発見 - 本庶佑
京都大名誉教授
タンパク質PD-1を発見 - 森和俊
京都大教授
小胞体ストレス応答の仕組みを解明
物理学賞
- 佐川真人
インターメタリックス社最高技術顧問
鉄にネオジムなどを加え磁石ができるのを発見 - 十倉好紀
理化学研究所創発物性科学研究センター長
新しいマルチフェロイック物質を発見 - 細野秀雄
東京工業大教授
超伝導の研究で、鉄系の超伝導物質を発見
化学賞
- 向山光昭
東京大名誉教授
向山アルドール反応を開発 - 柴崎正勝
微生物化学研究所長
有機合成反応、目的以外の余計な物質ができない反応を開発 - 山本尚
中部大教授
有機合成反応、構造を様々に工夫した酸を使う反応 - 村井真二
大阪大名誉教授
有機合成反応、炭素と水素の結合を切って別な有機物をつなげる新しい反応を発見 - 吉野彰
旭化成顧問 - 水島公一
東芝リサーチ・コンサルティングエグゼクティブフェロー、コバルト酸リチウムを発見 - 藤嶋昭
東京理科大学長
光触媒反応を発見
平和賞
日本被団協
文学賞
村上春樹
各ノーベル賞の発表日程
スエーデン時間で10月3日月曜日の朝11時半から、日本時間では同日午後6時半から、まず医学生理学賞の発表が始まります。
10月3日(月)医学生理学賞
10月4日(火)物理学賞
10月5日(水)化学賞
10月7日(金)平和賞
10月10日(月)経済学賞
10月13日(木)文学賞
村上春樹、悲願達成なるか
やはり注目は、ノーベル文学賞の候補として挙げられている村上春樹氏が、悲願の受賞となるか、ですよね。村上春樹氏本人も、今年こそはと思っているに違いないと思います。私たち日本人も、同じ気持ちで、今年こそは受賞してもらいたいですよね。
ノーベル文学賞を受賞した日本人は、1968に年川端康成氏、1994年に大江健三郎氏の二人です。日本人が22年ぶりにノーベル文学賞受賞なるのでしょうかね。
私がノーベル文学賞に注目する理由は、やはり過去の受賞者は欧米人が多く、日本の文学がどこまで評価されるのか、興味があるからです。欧米人以外にも、南アフリカ、中国、チリなどからも受賞者が出ましたが、やはり圧倒的に欧米人が多いですよね。詩、小説、戯曲、そういったものは、やはり作者の母国の文化と切り離せないと思います。そういった文化を審査員らはどう評価していくのかな、やはり欧米文化が一番優れている、なんて偏見があるのかな、と思ってしまったり。ですから他のノーベル賞と違って、ノーベル文学賞は審査員の主観が関わってくる分野なので、逆にそこにとても興味が沸いてくるのです。
最後に
今年も複数の日本人がノーベル賞を受賞するといいですね。そうすると、同じ日本人としての血が騒ぎます。
いくつかの雑誌に、日本人の有力候補や受賞者予想がありますが、でもやはり受賞者は、アメリカ人が多いのでしょうかね。
以上、ノーベル賞2016、日本人候補者一覧と受賞者発表日程、中継動画リンクについて紹介しました。
日本人受賞で韓国の反応は?
↓ ↓ ↓
「なぜ日本はノーベル賞を受賞するのに韓国はできないのかについて」