10月9日放送の「情熱大陸」では、結成15年になるケツメイシが登場しました。
久々にケツメイシの姿を見たような気がしましたが、その中でもボーカルのRyojiが足を引きずる様子が気になりました。
それでもライブの中では一番ぴょんぴょんしていて元気な様子でしたが、Ryojiが足を引きずる理由や原因は、特発性大腿骨頭壊死症という病気だそうです。
ケツメイシRyojiが患っている特発性大腿骨頭壊死症とは、どんな病気なのでしょう。
「情熱大陸」にケツメイシが登場!
ケツメイシとは1993年に結成した音楽グループです。
当時20代だったメンバーも、現在は40代に突入。
容姿は年齢を感じさせますが、音楽活動は衰えを全く感じさせません。
ここまで長く一緒に活動していると、老夫婦のようで、あうんの呼吸なんだそうです。
「情熱大陸」ではメンバーの子供時代も紹介されていました。その中でもRyojiは、両親が忙しかったこともあり、自分で台所に立ち料理をしていたそうです。そんな環境で育った結果、料理人になるのが夢だった時期もあったとか。中学校のときの卒業文集には、
「将来なりたい夢は寿司屋さん」
とありました。
今でも人に手料理を振る舞うのが好きだそうで、番組の中では手際よく料理をする姿が紹介されていました。本当に慣れた手つきでした。
Ryojiが「情熱大陸」でカミングアウト
足を引きずり痛々しそうなRyojiは、「情熱大陸」を通じてその理由をカミングアウトしようとしていました。
2年前足に違和感を覚えたのだとか。
病名は特発性大腿骨頭壊死症。ステージに立つ前には、しっかり痛み止めを施すのだそうです。
普通に立っていたり歩いたりしても痛みがあるみたいで、3時間もステージに立ち続けることなんでできるのだろうかと思いましたが、Ryoji、そこはやはりプロ。音楽に熱中していると痛みをわすれるんだそうです。
よほど音楽が好きで、自分がやっていることが好きなんでしょうね。
7万人の観客の前で歌うRyojiは、足のことなどどこ吹く風。本当に楽しそうで、元気そうで、ぴょんぴょんしていました。
ステージに立つことが、もしかしたらRyojiにとって一番のリハビリなのかもしれません。音楽が痛みを癒しているのでしょうね。
かつてはわずか数人しか観客集まらず、それでも歌ったケツメイシ。こんな大観衆を前に歌えることの喜びを、体全身で表現しているようでした。
9月にはハワイで行われたフェスティバルに賛歌したケツメイシ。海外で演奏するのは初めてだとか。これからも益々活躍の場を広げていってほしいですね。
特発性大腿骨頭壊死症とは?
Ryojiが患っている特発性大腿骨頭壊死症とは、一体どんな病気なのでしょうか。
特発性大腿骨頭壊死症とは、股関節の病気のひとつで、太ももの付け根にあるボールの部分の骨が死んでしまう病気です。死んだ部分の骨が潰れてきて痛が生じます。
発症の原因は特定できていませんが、その誘因はステロイド剤の服用や大量のアルコール摂取と考えられていて、国の難病に指定されています。
歩行時、階段の昇降時などに痛みを感じ、症状が進行すると、Ryojiのように足を引きずって歩くことになります。
Ryojiは現在41歳。青壮年期に多い病気だそうです。
国の難病指定だなんて、かなり深刻な病気なんですね。
私は以前足に怪我をして、3ヶ月間ギプスと松葉杖生活を余儀なくされました。とても不便でしたから、ギプスが外れて元の生活に戻れたとき、歩けるって素晴らしいなと、歩けることに心から感謝しました。
歩くことって、何気ない動作ですが、自分の足で歩けることは本当に素晴らしいことだと、Ryojiが足を引きずる様子を見て、改めて思いました。
最後に
9月にはハワイで行われたフェスティバルに賛歌したケツメイシ。海外で演奏するのは初めてだとか。
誰かが死ぬまで続けると宣言したケツメイシ。これからも益々活躍の場を広げていってほしいですね。
以上、ケツメイシRyojiが「情熱大陸」で、病気をカミングアウトした特発性大腿骨頭壊死症とは?についてでした。