コスプレについての「マツコ会議」で、なぜコスプレにハマるのか、そしてコスプレがどのように女装願望のある男性に影響を及ぼしているのか、マツコのするどい分析がありました。
なるほどと納得してしまう、そのコメントについてご紹介します。
その役になりきっている
誰でも違う自分になりたいとう願望はあるでしょう。
「そういうキャラクターになりきって、やっている」
マツコはそうコメントしています。
アニメのキャラクターになりきって、コスチュームだけでなく、そのキャラクターの性格や言葉使い、そういったことまで吸収して、なりきる。そこにはいつもの自分とは違って非日常だし、普段はおとなしい自分だけど、自分の理想とするアニメのキャラクターになり、理想の自分になることができる。
コスプレはそういったことを実現してく場なのではないでしょうか。
理想の自分になることができる、だから人はコスプレにハマるのではないでしょうか。
コスプレが普通のことになっている
「アニメの間口が広がって、コスプレが普通のことになっている」
マツコはそう話しています。
確かに以前はアニメとかアニメのコスプレというと、何となく特殊なイメージがありました。コスプレイヤーに対する偏見も無いわけではないと思います。
しかしアニメは今や世界に向けて日本を代表する文化であることは間違いないですし、子供のものという枠を越えて大人でも楽しめる、あるいは大人向けの芸術性の高いアニメもたくさんあります。
ですからこういった意味で、アニメの間口は確かに広がっていると思います。
そうなるとコスプレへの垣根が低くなって、特殊なことではない、むしろ普通のことになっているんだと思います。
コスプレの世界に入る壁がなくなって、人はコスプレへハマりやすい環境ができたと言えます。
女装願望を叶える一歩
女装願望がある男性がいたとして、しかしそういうことに対する社会の目は厳しいといえます。
ですからそういう男性は、女装願望があるけどどう形にしていいのか分かりませんでした。
「コスプレが女装癖の導入になった」
マツコの鋭い分析です。
番組でも、女性のキャラクターをしている男性が
「コスプレを通じて自分は女装癖があることに気づいた」
と話しています。
さらにこの男性は、もしこの番組で自分の女装癖が知られたら、それはそれでカミングアウトのきっかけになればいいと発言しています。
このような意味で、コスプレは、女装願望を形にできる導入部分であると言えるでしょう。
マツコの分析にとても納得がいきます。
最後に
以上、コスプレにハマるのはなぜかを追求した「マツコ会議」でした。
マツコの鋭い分析が光り、コスプレイヤーに対する見方も変わりました。
こちらもお勧め:コスプレイヤーえいにゃんについては「マツコ会議のえいにゃん「コスプレは25まで」発言について」をご覧ください。