直前の高畑裕太逮捕、それに伴って急遽代役となったNEWS小山慶一郎、物議を呼んだダウン症少女の「Perfect Human」のパフォーマンス、等など、話題に尽きなかった24時間テレビ2016の視聴率と募金額はどうなのでしょう。
一番の話題と言えば、高畑裕太逮捕ですが、これが果たして24時間テレビ2016の視聴率に凶と出るのか吉と出るのか。24時間テレビ歴代視聴率と募金額を紹介すると共に、今年の視聴率と募金額を予想したいと思います。
歴代の視聴率
1978年から始まった24時間テレビも、今年で39回を数えます。日テレの長寿番組ですよね。
第1回の24時間テレビの視聴率は15.6%でした。そんなに悪くない数字だと思うのですが、その後1980年代と1990年代初頭まで、一桁代と低迷しました。
しかし1992年、今では高視聴率を集めるマラソンが始まり、一気に視聴率は上がります。それ以来安定して2桁の視聴率をあげている24時間テレビでした。
平均最高視聴率は2005年、草彅剛と香取慎吾が司会を務めた年で、19.0%という数値でした。ランナーは、弁護士で政治家、歌手でタレントの丸山和也さんでした。当時59歳で、この過酷な24時間テレビマラソンを走っていたのですね。
ちなみに平均最低視聴率は、1991年の6.6%でした。宮沢りえさんが司会だったのに・・・、なぜ?
毎年のことだったので、マンネリ化が目立ったのかもしれませんね。これといった目玉企画も恒例企画も無かったとか。
瞬間最高視聴率
24時間テレビにはたくさんの企画やコーナーがありますが、ドラマとマラソンランナーのゴールの瞬間が視聴率が高いです。
24時間テレビ歴代瞬間最高視聴率は、2007年のチャリティーマラソン萩本欽一さんが武道館へと向かう瞬間で、なんと43.9%だったそうです。
昨年の2015年は、マラソンランナーのDAIGOさんが完走した直後で、34.6%です。
やはりマラソンの視聴率は高いですね。
募金額
24時間テレビ第1回の募金額は、1,190,118,399円だったそうで、1978年当時のことを思うとかなりの金額です。物価や円の価値を考えると、ものすごい数値といえるのではないでしょうか。
最高募金額は、2011年の1,986,414,252円です。こう見ると1978年の1,190,118,399円がいかにすごかったかが分かりますね。
一番募金が集まらなかった年は、1982年で605,736,459円です。この年平均視聴率が遂に1桁に落ち込んだ年でもあります。
最高募金額と最低募金額はかなりの差がありますね。
昨年は856,728,209円で、もう一桁欲しいところでしたね。
今年2016はどうなる?
今年の24時間テレビ2016は、始まる直前に大きく注目を浴びました。原因は皆さんご存知、高畑裕太容疑者の逮捕です。
番組内容や企画が注目されたのではなく、変な意味での注目ではありましたが、話題性が出たということは事実ですね。
では高畑裕太容疑者の逮捕は、24時間テレビ2016の視聴率や募金額にどのように影響するでしょうか。凶と出るのか、吉と出るのか。
私はそれなりに平均視聴率は取れたのではと思います。高畑裕太容疑者の逮捕は、話題性だけでは、24時間テレビ2016に多大なる影響を与えましたからね。
さらに降板となった高畑裕太容疑者の代役に急遽NEWSの小山慶一郎が決定し、わずか数日でドラマの取り直しを行いました。これはNEWS小山慶一郎の株を上げましたよね。よくやったと思います。
ですから今年のドラマは高視聴率が望めるのではないでしょうか。
ちなみに歴代最高視聴率ドラマは、2005年阿部寛さんが主演の「小さな運転士 最後の夢」で、26.6%でした。
この数値に迫ることができたのではと思います。
マラソンの視聴率は去年はDAIGOさんで今年は林家たい平さん。話題性からいえば、やはり視聴率が下がるのではとネット予想されましたが、実際はどうなのでしょうか。
私は笑点が好きなので、桂歌丸さんの為にも、高い視聴率であってほしいです。
募金額も昨年より良いような。話題性が上がれば、募金額も上がるのではと予想します。
最後に
話題性の高さという点では、近年にない今年の24時間テレビ2016。
その話題の内容がプラスでもマイナスでも、とにかく注目を浴びて、募金額が上がり、社会に還元されれば良いと思います。
もちろんプラスの内容で注目されることが一番ですけどね。
以上、24時間テレビ2016の視聴率と募金額は、高畑裕太逮捕でどうなる?という話題でした。