12月10日放送の「今田・八光の特盛!よしもと」で取り上げられたヌーハラ(ヌードルハラスメント)について、デヴィ夫人が「最低だと思う」と、バッサリ日本人の麺の食べ方を斬りました。
今回は、日本人が麺を音を立てて食べる食べ方、そのすする音を不快に思う外国人、ヌーハラについてまとめました。
皆さんは、日本人の麺の食べ方について、ヌーハラについて、どう思いますか?
ヌーハラ(ヌードルハラスメント)とは?
ヌーハラ(ヌードルハラスメント)とは、
外国人が日本人の麺をすする音で不快感や精神的苦痛を感じる状況
と「今田・八光の特盛!よしもと」で定義されていました。
日本の文化であり、熱い麺を熱い内においしく食べるための合理的な食べ方だと思うのですが、あの麺をすする「ズルズル」という音が、どうやら外国人には不快に感じるようです。
番組に出演したデヴィ夫人によると、麺を音を立てて食べるのは日本人だけだそうで、その食べ方を
「最低だと思う」
「野蛮で教養の無い田舎っぺ」
とバッサリ斬っていました。
外国では麺を食べるとき、音を立てては絶対ダメだそうで、日本人のその食べ方を見て外国人は、
「豚がエサを食べているみたい」
「隣に座りたくない」
「トイレを流す音みたい」
と思うらしいです。
私は豚がエサを食べてる状況を実際に見たことがないので、日本人が麺を食べてる状況がそれによく似ているとは、知りませんでした。
これに対し、日本人の意見として、
和田アキ子さん「不快に思うなら、食べなていい」
松本人志「きっと羨ましいんですよ。すすれないから」
ヒロミ「目の前で食べてやるよ!」
これら3人に対しデヴィ夫人が
「この方達、きっとおバカさんだわ」
という爆弾発言!
ところでなぜヌーハラなんて問題に発展したんでしょうか。
外国人には、なぜ不快?
そもそもなぜ、あの麺をすする音が、外国人にとっては不快なのでしょうか。
ハラスメント評論家堀井亜生さんによると、麺をすすって食べない文化圏の外国人は、麺をすすれない、麺をすする技術が無いそうです。ですから麺をすするということに対して、ものすごく驚くんだとか。
音を立てて食べるのはマナー違反とされている国の人にとっては、すする技術なんて身につける必要なんて無いわけですよね。
堀井亜生さんは、ヌーハラが起こる背景には、麺をすする技術と文化の違いがあると分析しています。
麺をすする食べ方、ヌーハラ、どう思う?
最後に個人的な意見として、日本人が麺をすする食べ方は、日本にいる限りOKな食べ方なのではないでしょうか。麺が冷めたら美味しくないし、麺をおいしく食べるための合理的な方法が、すすって食べることです。
郷に入れば郷に従えというように、どんなに外国人が不快に思っても、彼らが日本にいる限り、そのやり方を尊重すべきだと思います。
外国人が日本人の麺の食べ方に衝撃を受ける理由として、音を立てる食べ方そのものというより、他の要因があるようです。
元衆議院議員でタレントの杉村太蔵さんによると、日本を訪れた外国人は、礼儀正しく親切な人々、便利な交通機関、美しい風景、ゴミの無い綺麗な街並み、安全な社会、と感動しまくっているのに、レストランに入って食事すると、隣で日本人が音を立てて麺を食べている。そのギャップにものすごく衝撃を受けるんだそうです。
もし日本が全く感動の無い国で、訪れた外国人が残念がっていたら、音を立てて麺を食べている日本人に驚いたりしないでしょう。
不快に思う外国人に、なぜ麺をすするのかを説明すれば、なるほどそんな合理的な意味があったのかと、きっと理解してもらえると思います。そして麺をすすれないのなら、すすり方を教えてあげる。
そうすればヌーハラなんて、きっと解決すると思います。
ただ、外国に行ったときは、音を立てて食べないようにしましょう。
最後に
麺をすする音は気になりませんが、口を開けたまま、クチャクチャと音を立てて食べる人に対しては、とても不快です。全く個人的な意見ですが。
以上、日本人の麺をすする音、それを不快に思う外国人、ヌーハラ、どう思う?という話題でした。