山梨学院大学の駅伝チームの大砲、ドミニク・ニャイロ選手をご存知でしょうか。
学生駅伝で、山梨学院が高成績を残している立役者が、ケニア出身のドミニク・ニャイロ選手で、昨年2016年の出雲駅伝と全日本大学駅伝では区間賞を獲得しています。
今回は、ドミニク・ニャイロ選手について、フェイスブック画像と共にwikiプロフィールを紹介します。
Wikiプロフィールとフェイスブック画像
生年月日: 1997年3月11日
身長: 167センチ
体重: 49キロ
出身地: ケニア共和国、キシイ族
出身高校: メサビサビ高校
大学: 山梨学院大学現代ビジネス学部2年
趣味: ケニア音楽を聴くこと
好きな日本食: うなぎ、お米
嫌いな日本食: 納豆、大根
家族: 弟4人、妹1人
ドミニク・ニャイロ選手って、名前が可愛いですよね。ニャイロ。気分が落ち込んでも、この名前をつぶやいただけで、ちょっと幸せな気分になれます。
駅伝チームメイトからも、“ニャイロ~!”とドミニク・ニャイロ選手の頭を触ってっくるそうで、すぐにメンバーとも打ち解けたそうで、愛されキャラであり、優しい性格なんだとか。シャイなところもあるけど、明るくてどんなチームメイトとも仲良くなれるタイプだそうで、それって海外でやっていくためには重要な要素ですよね。
上田監督にスカウトされて日本へ来たのはわずか1年半前ですが、日本語で話したり聞いたりするのは問題ないそうです。
日本に来て一番驚いたことは、食事だったとか。ケニアでは一日2食でしたが、日本では朝・昼・夜と3食です。駅伝選手として毎日トレーニングをしているのですから、そんな食生活の違いも慣れたそうです。これが3食が当たり前だったのに、外国へ来て2食になった、というのなら、慣れるのに苦労しそうですが、食事回数が増えるのは嬉しい(?)ことですよね。
ドミニク・ニャイロ選手のフェイスブック画像を見ると、まだ幼なさも残る表情をしています。
経歴とトレーニング
昨年2016年の箱根駅伝では、ドミニク・ニャイロ選手はエース区間である2区を走りました。10位でタスキを受けとると、なんと7人をごぼう抜きし、山梨学院大を3位へ押し上げました。
まさに山梨学院大の大砲とも呼べるドミニク・ニャイロ選手は、もちろんその分日々の厳しいトレーニングを積んでいます。
ドミニク・ニャイロ選手の一日は、
朝5時10分 起床
↓
10~15キロのランニング
↓
朝食
↓
大学の授業
↓
午後4時30分〜6時30分 インターバルトレーニングなど
起床がとても朝早いですが、ドミニク・ニャイロ選手も早起きは苦手なんだとか。あと寒いのも苦手だそうで、年2回雨季がありますが、一年を通じて暖かいケニア出身であるがゆえでしょうね。
そんな毎日の努力が実を結んでいるのか、ドミニク・ニャイロ選手の経歴は素晴らしいです。
2015年出雲駅伝 6区 1位(00:28:41)
2015年全日本駅伝 8区 1位(00:56:55)
2016年箱根駅伝 2区 2位(01:07:19)
2016年出雲駅伝 6区 1位(00:29:05)
2016年全日本駅伝 8区 1位(00:56:43)
まだ大学2年生なので、今年と来年の活躍が楽しみです。
目標と夢
ドミニク・ニャイロ選手は多くの大会で区間賞を獲得してます。最近の学生3大駅伝である出雲・全日本でも区間賞に輝いています。それはとても嬉しかったそうですが、チーム優勝がないのは悔しいそうです。
今年2017年の箱根駅伝での目標は、
「2区でモグス選手が持っている区間記録('09年)を抜くことです。そして、チームの優勝です」
箱根駅伝ではまだ区間賞を獲得していないドミニク・ニャイロ選手。区間賞のみならず、目指すは個人記録と、なにより山梨学院の優勝だそうです。
そして将来の夢は、東京オリンピックのマラソンで金メダルに輝くこと。その頃は23歳という年齢で、金メダルを狙うにもちょうどいい年ではないでしょうか。
最後に
ドミニク・ニャイロ選手は、明るくて誰とでも仲良くなれるタイプのようで、日本の文化や社会に十分適応できているようですね。
東京オリンピックを目指すのであれば、日本での滞在経験は有利に働くのではないでしょうか。
ドミニク・ニャイロ選手のように、やはり愛嬌がある人が、海外に渡ってもうまくやっていけるのでしょうね。
以上、山梨学院駅伝ドミニク・ニャイロ選手のWikiプロフィールでした。