タイのスーパースター、ジェームス・ジラユ主演のドラマ「君だけ I Love You(Rak Sood Rit)」が、日本でも4月から全国ネットで放送が始まる。学園もののラブコメディーで、ジェームス・ジラユの魅力満載のドラマだ。このジェームス・ジラユとはどんな人物なのか、そしてドラマの第一話を見た感想を書いてみた。
タイの国民的スター、ジェームス・ジラユ
ジェームス・ジラユは、インスタフォロワー210万人以上、ツイッターのフォロワー60万人以上という、タイを代表するスーパースターである。タイの福山雅治なんて言われたりしているとか。俳優であり歌手でありモデルである彼は、身長184センチのイケメン、1992年9月19日生まれの22歳である。タイのピチット県出身で、小さな県ではあるが、ワニの物語で有名なんだとか。
芸能界入りのきっかけは、facebookに載せたジェームス・ジラユの顔写真が、芸能プロダクション会社の社長の目に留まり、スカウトを受けたのだとか。しかも1社ではなく7社というから凄い。小さな地方出身だったこともあり、バンコクに行きたい一心で、芸能界入りを決意したのだとか。
「君だけ I Love You(Rak Sood Rit)」ではバイクのイケメン
ジェームス・ジラユが主演する学園ドラマ「君だけ I Love You(タイ語ではRak Sood Rit)」では、バイクに乗り回すイケメン生徒です。とてもお金持ちの息子という設定で、そういった格差も、タイの社会を映し出しているようです。
で、友陣は第一話を見ました。
感想は・・・、
「な、長すぎる・・・」
一話がなんと140分以上もある。映画か?と思うような長さだが、これが一話分の長さなのだ。日本で放送されるときは、毎回が2時間半スペシャル枠になる。コマーシャルを入れれば3時間か?
この長さにドラマの内容なんて忘れてしまう。ジェームス・ジラユ本人も、このドラマは数年前のものだから、詳細は忘れた、なんてインタビューで答えている。主演している本人が忘れるくらいだから、見ている我々は、どうやって全てを覚えていようか。しかもジェームス・ジラユもこのドラマ、長いけどよろしく、なんてとにかく長いことを認めているし。
なぜ長いのか
一つのシーンに時間をかけすぎている。長時間の割に物語の展開が遅すぎて、中だるみしてしまうのだ。一つ一つを丁寧に描いている、といえば聞こえはいいが・・・。
冒頭のシーンでジェームス・ジラユが颯爽とバイクに乗って登校してくる。学校の表でドリフトしているシーンは、彼を格好良く見せるための演出だろうし、それそのものは見応えがる。しかしそのシーンに行き着くまでの前置きが長すぎる。だから一話が140分以上なのも頷ける。
ただ何とか画面に向いていられたのは、ジェームス・ジラユがカッコいいからと、出てくる女優さんたちが綺麗だったから。臨時教員演じるChanamonやジェームス・ジラユのクラスメイトもみんな微笑みの国タイの美人さんである。特にChanamonは、フレームの太い眼鏡に髪を束ねていても、やっぱりきれい。
臨時教員だからか、生徒たちはあまり彼女の言うことを聞こうとしないし、ジェームスは完全に教員というより、かわいらしい女の子、としか見ていないし。てっきりタイっていうのは、教員をもっと敬うものかと思っていました。でもこのドラマではそんなふうに描かれていません。
本人も認める長さ
2日前に来日し、インタビューを受けているジェームス・ジラユは、このドラマを長いけどよろしくと言っている。その通りである。それでもジェームス・ジラユの魅力が存分味わえて、しかもタイの文化やタイの若者の生活ぶりも理解できるところが見どころとだと、本人はアピールしている。そういうふうにして見れば、また違った発見があり、このドラマを面白く見ることができるだろう。
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