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ブライアンバンクス冤罪事件の犯人が許せん!動機と現在は?

7月21日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」で取り上げらた、元アメリカンフットボール選手のブライアン・バンクス Brian Banks さんの 冤罪事件の犯人の動機や目的は何だったのでしょうか。

将来を渇望されていたブライアン・バンクスさんを陥れたクラスメートの女ワネッタ・ギブソンは、なぜそのような冤罪事件をでっち上げたのか、そしてブライアン・バンクスさんの現在について、まとめました。

見ると腹が立つ、ワネッタ・ギブソンの画像もあります。

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ブライアン・バンクスに何が起こったの?

2002年、ブライアン・バンクスさんは、カリフォルニア州ポリテック高校のアメリカンフットボールのスター選手でした。

1985年7月23日生まれのブライアン・バンクスさんは当時16歳、高校卒業後はアメリカンフットボールの名門大学からいくつものオファーがありました。

しかしクラスメートのワネッタ・ギブソンを暴行したという、全く身に覚えのない罪で逮捕され、ブライアン・バンクスさんの人生は一転してしまうのでした。

ワネッタ・ギブソンは高校の非常階段のような所で暴行にあったと主張。

そこは密閉した場所で、目撃者は誰もいません。

職員室からワネッタ・ギブソンが出てくるなと思った直後、警察が来てブライアン・バンクスさんは逮捕されました。

逮捕後、罪を認めなければ40年以上の懲役、しかし罪を認めれれば懲役5年という司法取引を弁護士が勧めるまま、ブライアン・バンクスさんは受け入れたのでした。

その司法取引について、10分で決めるよう迫られたとか。

裁判は、黒人男性であるブライアン・バンクスさんを、最初から有罪だと決めつけるような内容だったといいます。

そして、罪を認めて5年間服役した後、出所したのでした。

出所後

ブライアン・バンクスさんは出所後の2011年2月、自分を暴行犯に仕立てた元クラスメートのワネッタ・ギブソンからフェイスブックの友達申請を受けたのです。

驚いたブライアン・バンクスさんでしたが、代理人を通じて会うことにしました。

そしてワネッタ・ギブソンは虚偽のストーリーを作ったことを認めたのです。

そのときの会話を録画し、それを証拠にブライアン・バンクスさんは無罪を主張したのです。

裁判で無罪が認められ、本当の意味で自由の身になったブライアン・バンクスさんでした。

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なぜ冤罪事件を起こしたの?

そうなると気になるのが、なぜブライアン・バンクスさんの元クラスメートであるワネッタ・ギブソンは、そのような暴行事件をでっち上げたのでしょうか。

理由はなんと、お金目当てだったのです。

しかもこの全てを考えだしたのは、ワネッタ・ギブソンの母親だったとか。

その母親は高校を相手に「高校のキャンパスが安全な環境ではなかった」と訴え、日本円で約7千5百万円の賠償金を手にしたのでした。

お金を手に入れたので、ワネッタ・ギブソンは真実は話さなかったということです。

見るだけでも腹が立つワネッタ・ギブソンの画像です。

ずさんな捜査とアメリカの社会背景

ここで疑問に思うのは、どうして警察はワネッタ・ギブソンの言うことを鵜呑みにしたのでしょうか。

ワネッタ・ギブソンの供述は一転二転して、一貫性のない内容だったそうです。

しかもワネッタ・ギブソンが事件の当日身につけていた衣類から、ブライアン・バンクスさんの体液は一切検出されなかったそうです。

警察は、事件の現場だとワネッタ・ギブソンが言う階段を、きちんと捜査したのでしょうか。

調べれば、そこから争った形跡、例えばブライアン・バンクスさんとワネッタ・ギブソンの髪の毛や皮膚の一部や、ちぎれた衣類の一部やボタンなどは見つからなかったことでしょう。

ブライアン・バンクスさんが後のインタビューで、黒人男性が暴行犯容疑なら有罪に決まっているという目で見られているのが、裁判中伝わった、と話しています。

裁判にいた全ての人たちが、ブライアン・バンクスさんがやったと決めてかかっていたのではないでしょうか。

理由は、ブライアン・バンクスさんが黒人男性だから。

これがアメリカ社会の現実なのです。

その後

2012年、裁判でブライアン・バンクスさんの無罪が認められたのと同時に、ワネッタ・ギブソンには、支払われた賠償金、裁判費用など、日本円でおよそ合計2億6千万円の支払いが命令されました。

もちろんワネッタ・ギブソンはそんな大金すぐには支払うことはできません。

それにしても以前貰った7千5百万円すら、どこに消えたというのでしょうか。

ワネッタ・ギブソンの将来の資産、つまり働いて稼いだ給料とか、家や車を買った時の資産などから差し引かれるそうです。

往生際が悪いことに、ブライアン・バンクスさんとの面会で、暴行はされていないと話したのは、ブライアン・バンクスさんが100万円あげると言ったからだと主張していたとか。

どこまでいっても、ゲスな女ですね。

一方ブライアン・バンクスさんは、アメフトのキャリアを再開させますが、実力が全てのプロの世界です。

中々契約に結びつきませんでしたが、2013年にアトランタ・ファルコンズと契約を交わします。

しかしわずか5ヶ月弱で解雇されてしまいます。

2014年、夢であったNFL(ナショナルフットボールリーグ、アメリカで最上位に位置するプロアメフトリーグ)に、選手としてではありませんが、オペレーション部門で働くことになったのです。

現在ブライアン・バンクスさん結婚し、講演などもしているそうです。

最後に

ワネッタ・ギブソンのせいで、ブライアン・バンクスさんが失ったものは、あまりにも大きすぎます。

時間、楽しいはずの高校生活、大活躍していたはずの大学アメフト、キャンパス生活、プロとしてのキャリア、名声、そして富。

そういったものを全て失ったわけです。

ワネッタ・ギブソンは子供がいますが、こういう母親を持った子供は気の毒だなと思います。

以上、ブライアン・バンクス冤罪事件の犯人に腹が立つ!ワネッタ・ギブソンの犯行動機は?そして現在の様子について、まとめました。

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