お風呂がゼリーになったらさぞかし面白いだろう。そんな夢(?)を叶えてくれるのがこの「ジェリーバフ Gelli Baff」だ。一体どんな代物なのだろうか?されにはゼリー風呂の感触は?不思議なこの製品についてまとめてみた。
「ジェリーバフ Gelli Baff」、その正体は粉
商品を開けると、中には2種類の粉が入っている。お風呂にはったお湯の中に1番の粉を入れると、あら不思議、そのなんともいえないブライトなカラーになったお湯はゼリー状に大変身。お湯が少ない方が固いゼリーになるし、多いと緩めのゼリーになる。お好みでお湯の量を調整してほしい。個人的には少し固めが好みだ。
日本人にとってそのゼリーの色は、ちょっと、ショックかもしれない。毒々しいと言ってもいいかも。アマゾンに生息するカエルを想像してしまった。
色、ジェリータイプ、と種類が豊富
ピンク、黄色、緑、青といろいろな色がある。さらにジェリーはジェリーでも、スライミー状のもある。スライミーとは、ねばーっとした、よくかき混ぜた納豆というか、これまた描写するのが難しいが、そういう状態のことである。個人的にはそれに触ると力が入らず、骨抜きにされた気分になる。そしてその色は、これまたアマゾンに生息するカエルを思わせるのであった。
子供は大喜び
子供向けの製品なので、子供は大喜びだ。お風呂嫌いの子供でも「何コレ〜、気持ち悪〜い」と大はしゃぎしながら、長時間お風呂の中できっと楽しく遊べるだろう。そんなお風呂嫌いな子供を持つ親の間で、この「ジェリーバフ Gelli Baff」は重宝されている製品らしい。嫌いなお風呂が楽しい遊び場に大変身するのだから。ちなみに上記のようにお湯の量が少な過ぎると固めのゼリーができるが、全体量が少ないので子供にとってはあまり楽しくないようだ。「何コレ〜、気持ち悪〜い」も、楽しい「気持ち悪〜い」でなく、気持ち悪い「気持ち悪〜い」が返ってくる。お湯の量を調整する親は大変だなと思う。
もちろん大人でも十分楽しめる。実際大人が使って、その体験談を読んだりビデオを見たりしたが、みんな幼少に返ってとても楽しそうである。しかし大人の全身をカバーするだけのお湯の量なので、たくさん粉が必要となる。友陣が見たビデオには太った白人女性が遊んでいて、相等の量の粉が使用されていたと推測する。
安全性にも配慮
この何とも言えないアマゾンのカエルの色を飲み込んだら、さぞかし危険なのでは?と思う。しかし子供向けに作られた製品なので、誤って飲み込んでしまうかもしれないことは想定内らしく、この色はフードカラーを使用しているそうだ。飲み込んでも大丈夫と言われても、アマゾンのカエルなんて飲み込みたくないので、そこは十分に注意したい。しかしフードカラーでアマゾンのカエルが再現できるなんて、科学はよく発達したものだ。
遊んだ後は液体に戻す粉
「ジェリーバフ Gelli Baff」のパッケージに入っているもう一つの粉は、ジェリー状になったのを液体に戻すためだ。このまま流したら排水口が詰まるので、よく考えられた製品である。分かり易いように、一番目の粉と二番目の粉は色が違うので、間違えることはないだろう。
ちなみにこの二番目の粉を入れると、また毒々しい液体の色になる。感触だけでなく目も楽しませてくれるのだ。しかも2度も。
まとめ
お湯がジェリー状になる原理は、アクリルを使って固めているそうで、液体に戻す粉には塩化ナトリウムが入っているそうだ。「ジェリーバフ Gelli Baff」で遊んだ後は、体がヌルヌルになるので、しっかり体を洗おう。
見るからに外国の製品であるこの「ジェリーバフ Gelli Baff」は、Plazaなどの専門店で1,036円で販売されている。