2016年の「報道の自由度ランキング」が、国際NGO「国境なき記者団」により発表され、フィンランドが1位になりました。
160ヶ国中、日本は去年の61位から順位を下げて72位でした。ショックです。
フィンランドが1位なら、気になる最下位は・・・、エリトリアで北朝鮮ではありません。
さすがヨーロッパ
上位はヨーロッパが占めています。さすがですね。
以下ベスト10です。
「報道の自由度ランキング」ベスト10
1位: フィンランド
2位: オランダ
3位: ノルウェー
4位: デンマーク
5位: ニュージーランド
6位: コスタリカ
7位: スイス
8位: スウェーデン
9位: アイルランド
10位: ジャマイカ
フィンランドは教育水準も高いことで知られています。
去年の「報道の自由度ランキング」でも1位でした。
といいますが、2002年から始まったこの「報道の自由度ランキング」で、1位ではない年は2回のみ。
あとはず〜っと1位で、2009年からその座を守っています。
ではフィンランドが1位ではなかった年にどの国が1位だったかというと、ノルウェーです。
北欧ってやっぱり進んでいるんでしょうね。
最下位組
どこが最下位かといえば、北朝鮮ではありません。
エリトリアというアフリカの北東部にある、紅海に面した国です。
以下ワースト10です。
「報道の自由度ランキング」ワースト10
1位: エリトリア
2位: 北朝鮮
3位: トルクメニスタン
4位: シリア
5位: 中華人民共和国
6位: ベトナム
7位: スーダン
8位: ラオス
9位: ジプチ
10位: キューバ
エリトリアは1993年に独立以来、一党独裁が続いています。
やはり一党独裁国は、報道の自由が無いのでしょうね。
「報道の自由度ランキング」が始まった2002年以来、ほとんど毎年最下位か最下位を争っている国です。
転がり落ちる日本
2010年と2011年は11位だった日本も、2013年以降は下り坂です。
特定秘密保護法の施行から1年以上が経ち、「多くのメディアが自主規制し、独立性を欠いている」と指摘されています。
わずか数年で順位を著しく落としている日本ですが、落ちるのは簡単ですね。
来年は頑張って順位を一つでも上げて欲しいです。