全日本フィギュアスケート選手権2016女子ショートプログラムが行われ、首位は予想通り宮原知子選手でしたが、その中でジュニア勢からの出場となった白岩優奈選手がスピンでアクシデント。
なんと最後のスピンで手袋がスケート靴に引っかかるという痛恨のミスをしてしまったのです。
全日本フィギュアスケート選手権2016女子ショートの結果と共に、白岩優奈選手のショートの様子を動画も交えて紹介します。
白岩優奈選手のWiki風プロフィール
クリスマスイブの12月24日に行われた、全日本フィギュアスケート選手権2016女子ショートプログラム。
白岩優奈選手が10番滑走者としてリンクへ登場しました。
白岩優奈選手は2001年11月26日生まれの現在15歳。京都市出身で、宮原知子選手や本田真凛選手も従事している濱田美栄コーチの元で、日々のトレーニングに励んでいます。
ノービス時代から、本田真凛選手の良きトレーニング仲間でありライバルとして注目されてきた選手です。
身長148センチと小柄ながら、その愛くるしい表情と難易度の高いジャンプで、観客を思わず笑顔にさせる演技が魅力です。
趣味は読書と写真撮影だそうで、15歳にしてずいぶん渋い趣味なんですね。しかし写真撮影って、感性が磨かれるんじゃないでしょうかね。それはフィギュアスケートにとってプラスかも。
昨シーズンからジュニアデビューした白岩優奈選手は、ジュニアグランプリシリーズで2勝しするなど大活躍でした。ジュニアグランプリでは5位でしたが、世界ジュニア選手権では4位という立派な成績を残しました。
期待された今シーズンでしたが、いまひとつパッとした成績を残せていません。
それでも11月に行われた全日本ジュニア選手権では、総合2位、フリーだけでは1位という好成績を残した白岩優奈選手。その勢いのまま、この全日本フィギュアスケート選手権2016を向かえたいところでした。
スピンで手袋が引っかかり動画
全日本フィギュアスケート選手権2016女子ショートプログラムでは、10番滑走者として登場した白岩優奈選手。
冒頭の3回転ルッツ+3回転トーループは綺麗に決まり、高さ流れと共にとても良かったです。本人もこのコンビネーションは今シーズンで一番で、このまま行けるかも、と思ったそうです。出来栄え点も1.00点ついたジャンプコンビネーションでした。
白岩優奈選手ってかわいい顔してるなと思うのですが、ふわっとした軽いジャンプや滑りではなく、力強い滑りが特徴ですよね。この力強さやスピードは、しっかり脚についている筋肉が支えているのだなと。
この軽快なショートは、ピンクと黒の衣装で、白岩優奈選手の愛くるしさを一層引き立てるプログラムになっていると思います。
スピードが落ちないビールマンスピンをはじめ、軸がしっかりしているのスピンで、ジャンプだけでなく、こういったところでも魅せることができます。
演技最後までスピードが落ちず、楽しそうに滑っていて、見ているこちらまで楽しい気持ちになりましたが、最後のジャンプである2回転半がシングルに。その負のイメージのまま、最後のエレメンツであるスピンへ入ったのですが、ここで痛恨のミスが。
脚を高く上げるI字スピンで、右手の手袋をスケート靴のブレードに引っ掛けてしまい、演技を中断せざるをえなくなったのです。
しかもその引っ掛けた手袋が、氷上に落ちてしまい、ルール違反で1点減点。氷上に何かを落とすと減点になってしまうのです。
ショート前半がとても素晴らしく、白岩優奈選手の楽しさや気持ちが滑りに表れ、見ているこちらにも伝わるほどだったのに、最後のミスは痛かったですね。
2:55頃にそのスピンが始まります。
結果は54.30点でショート17位でした。
全日本フィギュアスケート選手権2016女子ショート結果
全日本フィギュアスケート選手権2016女子ショート、結果は以下の通りです。
1位 宮原知子 関西大 76.49
2位 本郷理華 邦和スポーツランド 69.20
3位 樋口新葉 日本橋女学館 68.74
4位 本田真凜 関西大中・高スケート部 67.52
5位 三原舞依 神戸ポートアイランドクラブ 65.91
6位 坂本花織 神戸FSC 63.36
7位 松田悠良 中京大中京高 61.63
8位 浅田真央 中京大 60.32
9位 鈴木沙弥 邦和SC 60.06
10位 大庭雅 中京大 59.19
11位 滝野莉子 大阪スケート倶楽部 59.13
12位 村上佳菜子 中京大 58.52
13位 細田采花 関西大 56.88
14位 磯邉ひな乃 中京大 55.10
15位 中塩美悠 広島スケートクラブ 54.99
16位 新田谷凜 中京大 54.31
17位 白岩優奈 関西大KFSC 54.30
18位 廣谷帆香 八工大一高 53.50
19位 永井優香 駒場学園高 53.23
20位 松嶋那奈 早稲田大 51.97
21位 今井遥 新潟県連 51.29
22位 笠掛梨乃 ポラリス中部FSC 51.22
23位 木原万莉子 同志社大 50.44
24位 小林聖依 秀明英光高 49.14
最後に
白岩優奈選手は先月の全日本ジュニア選手権がとても良かっただけに、今日のショートでは尚更残念だったでしょう。
この全日本フィギュアスケート選手権は、ジュニア勢にとっては、来年行われる世界ジュニア選手権代表選考会にもなっています。
明日のフリーで挽回し、世界ジュニア選手権代表の座を掴むよう、ぜひ頑張ってほしいですね。
以上、全日本フィギュアスケート選手権2016女子ショートで、白岩優奈選手がスピンで手袋を引っ掛ける動画、という話題でした。
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