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パトリック・チャン納得のいくショートで3位 世界フィギュア

   

今シーズン中々納得のいく演技ができなかったショートプログラム。トリプルアクセルでミスが出たものの、世界フィギュア選手権初日のパトリック・チャン選手は、シーズン最後でやってくれた。

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う、美しい4回転ジャンプ

パトリック・チャン選手のあの流れの中で跳ぶ美しい4回転トーループジャンプは、ここへ来ても健在だった。何となく連続ジャンプにするにしては、壁に近すぎる感はあったが、それでも3回転トーループも完璧にこなし、素晴らしい出だしをきった。放物線を描く、幅のあるジャンプは、理想のジャンプといえよう。もちろん加点も高い。ため息の出るような、美しいジャンプであった。

やっぱりトリプルアクセルが・・・

フィギュアスケートはパッケージ、と断言するパトリック・チャン選手が、プログラムをパッケージに出来ない最大の理由は、このトリプルアクセルである。今回もこのジャンプで派手に転んでしまった。もの凄くすってんコロリンだったので、彼自身このミスをさっさと頭の中から消し去ることができたと思う。跳び上がった瞬間に軸が傾いていて、失敗するジャンプだった。かなり傾いていたので、転ぶなと瞬間的に分かったが、あそこまで綺麗(?)に転んだので、帰ってそのミスに引きずられずに済んだ。

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ずっと回っていてほしいスピン、ずっとこのまま踊っていてほしいステップ

ステップだけで、6.00点も稼ぐことのできる選手は、パトリック・チャン選手だけであろう。3回転ルッツジャンプ一個分の得点である。リンクを大きく使って、これまた全て流れるようにステップを踏む。体を上下に動かしてダイナミックに見せるのが上手い選手だ。ずっと見ていたくなるステップだ。

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スピンも軸が氷に刺さっているかのようにブレない。最後のヘッドレススピンであそこまで中心が止まっているのは、パトリック・チャン選手だけであろう。大抵の選手はトラベルをする。このスピンでは、自分の位置を確かめながら回転するのが難しいのだろうと思う。

休養明けのシーズンは、とても難しいだろう。トリプルアクセルのミスはあったが、それでも今シーズン最後の試合で、納得のいくショートであったのではないだろうか。パトリック・チャン選手は、今シーズンはフリーの方が調子がいい。明後日の演技に期待する。

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