ヒストリア・ワーク

読んだらちょっと幸せな気持ちになる

宇野昌磨悔しさ残るショート4位 世界フィギュア

   

冒頭の4回転トーループは完璧だった。世界フィギュアのショートで宇野昌磨選手は、3強に続く4位。十分に検討したが、少し悔しさの残る演技でもあった。

Sponsored Link

4回転は成功

緊張した面持ちではあったが、落ち着いた様子でもあった。無心という言葉がピッタリの表情で、音楽が始まった。冒頭の4回転を完璧に決めるが、まだ無表情さが残る。淡々とこなしているという印象だった。それでも演技後半に入り、トリプルアクセルをこれもまた完璧に決め、波に乗ったかに見えた。ランディングの際、後ろ足が少し氷を削ったかに見えたが、ジャッジは高評価を与えているので、ホッ。

最小限に抑えたミス、でも痛い・・・

しかし続く連続ジャンプのミス。最初のフリップジャンプの着地でバランスを崩し、2つ目のジャンプを3回転にできなかった。何とか2回転を繋げて連続にし、ミスを最小限に抑えたのはよかった。もし連続ジャンプにしなかったら、この3回転フリップは無効ジャンプになり、0点となっていたからだ。マイナス評価だったにせよ、6.46点貰っている。後半に跳んだので、10%のボーナスも貰えたことが幸いした。

こちらもお薦め「羽生結弦ショート1位 世界フィギュア プレッシャーを乗り越えて」

光る表現力

同じ18歳ということで、中国のジン・ボーヤン選手と比べられることがしばしばある。この選手は何といっても4回転ルッツが跳べること。現在この高何度のジャンプをこの完成度で跳べる選手は、彼しかいない。それに比べ、宇野昌磨選手は18歳にしてこの表現力である。ジン選手と次元が違うこの表現力は、宇野昌磨選手の最大の強みであろう。シニア一年目で、演技が既にシニアである。

こちらもお薦め 「パトリック・チャン納得のいくショートで3位 世界フィギュア」

少し悔しさの残るショート

演技を終えて、ホッとした表情に戻ると、その中に少し悔しさも見えた。あの連続ジャンプのミスで5点は失った。それでも90.74点。シニア一年目、世界フィギュア選手権に初出場で、悪くない。

 - スポーツ