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クリスピードーナツ店舗数激減の当たり前の理由3つ

      2016/05/11

Unsplash / Pixabay

クリスピー・クリーム・ドーナツ(以下、クリスピードーナツ)の店舗数激減が止まらない。
2006年に第一号店をオープンさせ、一代ブームを起こし、
連日行列ができるほどであったが、ブームが去り、今は店内は閑散としている。
この起こるべくして起こったクリスピードーナツの終焉の理由を考えてみた。

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理由1: バカ高い値段

クリスピードーナツの値段を見て、驚きを通り越して、唖然としてしまった。
クリスピードーナツの代表格、オリジナルグレーズドがなんと、160円。
ちょっとトッピングしたものになると、230円もする。

ドーナツ1コ、230円!?!

友陣が住んでいるアメリカの州は、全米でも多分一番クリスピードーナツの値段が安い。
オリジナルグレーズドは1コ99セント。今日の換算レートで約105円である。
1ダース買うと、7ドル99セント、850円もしない。
他の種類のドーナツを1ダース買っても、1000円もしないのである。
それが日本で1ダース「ダズンボックス」が2000円・・・。

驚きというより、飽きれてしまった。
なぜそんなに高いのか。ミスドと差別化を図り、高級さを売りにした狙いだろうか。
いつの間にドーナツが高級食品になったのか。
クリスピードーナツ創業以来、誰もドーナツが高級な食べ物と思ったことは、一度も無いだろう。
創業以来、同じ作り方をしているらしいから、高級素材に切り替えて、その分値段に反映しているわけではないだろう。

日本で営業するためにコストがかかり過ぎたのか、原因は分からない。
とにかくこのバカ高い値段設定に無理がある。

理由2: アメリカの味、そのまんま

いつも思うが、自国で成功したからといって、外国で同じやり方で成功するとは限らない。
個人的に日本からアメリカに進出しようとするビジネスオーナーが、
日本のやり方そのまんまで失敗していくケースを見てきた。

それと同じで、アメリカで成功して、そのドーナツの味がそのまま受け入れられるのか、
とても疑問である。ミスドとどちらがおいしいか問われれば、ミスドの方が、日本人好みに決まっている。
甘いが甘過ぎず、もちもち感を出して、中のクリームもとってもクリーミーである。

クリスピードーナツのオリジナルグレーズドは、口の中で溶けるようなあの軽い口当たりが売りだ。
しかしこれでもかと乗っかっているあるグレーズドの部分、アイシングは、アメリカらしい。
要するにこれでもかというほど、甘く雑な味。
ドーナツをコーラで食べるアメリカ人でも、あれは甘過ぎるというほど甘いドーナツなのに、
日本人にロングセラーで売れるとは思えない。
新しくてブームだから、珍しいからと買う人はいるかもしれない。
しかし、ふと、たこ焼きが食べたい、というように、ドーナツが食べたいと思うことはあっても、
オリジナルグレーズドが無性に食べたいと思うことはないだろう。

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理由3: 高まる健康志向

ドーナツが体に良くない食べ物であることは、誰の目にも明かである。
油で揚げてあるし、小麦粉も使ってあってグルテンたっぷりだし、糖質も資質もカロリーも高い。

ドーナツ1コで、お茶椀大盛のご飯と同じくらいのカロリーである。ご飯の方が当然満腹感がある。

健康志向が高まれば、たちまちドーナツは敵となる。
甘くて一口食べれば幸せな(ような気持ちになる)ドーナツが敵だなんて寂しいが、事実である。
健康のために、一日に最低3コのドーナツを食べましょう、とかだったらいいのに・・・、
と夢のようなことを思ってみる。

まとめ

以上なまでに高い値段、日本人の嗜好、そして健康志向、という理由から、
クリスピードーナツの店舗数が激減しているのは当然であると思われる。

しかしドーナツ店が無くなるのは寂しいので、クリスピードーナツには何らかのアクションを期待したい。

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