大橋巨泉さんは現在がんで集中治療室に入っており、余命わずか死去直前だということです。
そんな大橋巨泉さんが、週刊現代の連載コラムで書いた「今週の遺言」に最後の遺言を寄せ、大橋巨泉さん最後の思いを託しています。
大橋巨泉とがん闘病生活
大橋巨泉さんは、4度のがんを体験しています。
2005年の胃がんから始まり、中咽頭がん、食道と肺の間辺りに腫瘍が見つかり、最後は肺がん。
大橋巨泉さんは現在82歳ですから、71歳の頃からがん闘病生活を送っていたわけですね。
59歳のときに一線から退き、ニュージーランド、オーストラリア、カナダに移住していました。
これらは、外国からの移民受け入れがしっかりしている国ですし、大橋巨泉さんは最初の胃がんの治療はカナダで行ったらしいですが、やはり最期は日本で迎えたいということなのでしょうか。
現在はステージ4の状態で、集中治療に入っていて、80キロあった体重は半分になり、余命いくば、死去直前だろうと言われています。
今週の遺言、最後の遺言
週刊現代の連載コラムで、1994年から続いている「今週の遺言」が、今週号で、最後になりました。
つまり、最後の遺言なわけです。
そこで、大橋巨泉さんは、ご自分の考えを記しています。
安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです。
週刊現代より
これが、もうペンを握る体力も無い大橋巨泉さんが伝えたかった、最後のメッセージです。
そして、大橋巨泉さんは書く体力の限界が来たとうことで、この連載は終了しました。
この最後の「今週の遺言」が、人生に対する教訓とか、若い世代に向けた説教などではないところが、大橋巨泉さんの人柄が表れていると思います。
最後に
土曜日夜7:30からの「クイズダービー」で、大橋巨泉さんが司会していたのを覚えています。
頭の良いはらたいらさんの倍率はいつも4倍と低かったですが、せめて3択の女王竹下景子さん波の倍率で、大橋巨泉さんの命が伸びるといいなと思ってしまいます。
大橋巨泉さんが死去間近ということで、また一つ思いで減るようで、とても寂しいです。