健康増進法改正案の概要が明らかになり、受動喫煙対策として、飲食店内や駅構内は原則禁煙にとなるようです。
現行では、罰則無しの努力義務であった公共施設での禁煙ですが、健康増進法改正案では、過料、つまり罰則有りで、喫煙者にとっては益々厳しい内容になります。
しかしネットでの反応を見ると、歓迎ムードで賛成が多数であるようで、多くの人に原則禁煙は指示されているようです。
原則禁煙という健康増進法改正案受動喫煙対策、みなさんはどう思いますか?
全面禁煙!現行と改正案の違い
喫煙者の健康だけでなく、受動喫煙の問題が大きくなり、禁煙への動きが強まってきて随分経ちます。
日本は欧米の先進国と比べると、喫煙率が高かったのですが、喫煙率は下がりすつつあります。
とにかくアジアの国々は総じて喫煙率が高いので、日本もアジアの一国なんだなと。
しかし東京オリンピックが3年後と迫っている今、政府は何とかせねばと健康増進法が改正され、その概要は現行より厳しいものに。
現行の法案では、小中学校、官公庁、飲食店、空港・駅の構内は、禁煙に関して努力義務でした。しかも罰則は無いわけですから、ちっとも禁煙状況が改善されるわけがありません。法律として何ら力が無い。
しかし、健康増進法改正案では、
医療機関や小中学校 → 全面禁煙
大学や官公庁 → 全面禁煙だが、屋外での喫煙は可
飲食店や駅構内 → 屋内での原則禁煙だが、喫煙室の設置は可
そして不特定多数の人が集まる機関の管理者は、喫煙場所であることをはっきり表示したり、喫煙禁止場所に灰皿を置かない、そこで喫煙していた人に止めるように言う、などの義務が課せられることに。
改善されない場合は、過料を科せられるという罰則有り。
健康増進法改正案は、現行のものより随分厳しい内容ですね。
ネットでは歓迎・賛成ムード
今までも、受動喫煙対策が進むたびに、飲食店や旅館などのサービス業は禁煙化を反対していました。
禁煙によって自分たちの利益が減ることを懸念してでしょう。
今回の健康増進法改正案についても、喫煙者だけでなく、こういった産業から反対が出ることでしょう。
しかし一般の人たちは、禁煙化が進むことに賛成なようで、健康増進法改正案を指示する人が多数です。
「ようやくか~。」
「ほんとに煙ダメな人いるからね。食べてる隣でスパスパやられるとマズくなるし。」
「たまにはまともな法案だすのね。進めてよいぞ。」
「ぜひとも。加えて、締め出された喫煙者が路上や公園で吸うのは誰が取り締まってくれるんだろうか。」
喫煙者の声も聞きながら、意見している人もいます。
「ある喫煙者が、「身体悪くして高額納税払ってる喫煙者なのになぜ肩身狭い思いをしないといけないのか。吸ってない人こそ国のためになることしてないのだからそっちが肩身狭くなるべきじゃないのか」とつぶやいてた」
「喫煙者には本当に厳しい話です(^_^;) 」
「分煙じゃダメなんです?」
分煙しても受動喫煙は防ぐことはできません。
それから歩きタバコやポイ捨てに関してはどうするんだ、という意見がありましが、それについては次回法案が改正される時の課題でしょうね。
最後に
飲食店や駅構内を原則禁煙にするという健康増進法改正に伴って、喫煙率が下がる、なんてことが起こりうるかもしれません。
これを機に禁煙を始める人が出てくればいいですね。
以上、飲食店や駅構内原則禁煙!どう思う健康増進法改正案受動喫煙対策?という話題でした。