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監察医上野正彦wikiプロフィとジョンベネ事件

   

監察医上野正彦氏が、8月4日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」に出演します。

法医学界の権威である上野正彦氏のwiki風プロフィールや経歴を紹介するとともに、法医学者として見たジョンベネ事件の犯人について、上野正彦氏の見解をまとめました。

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監察医上野正彦氏のwiki風プロフィール

上野正彦氏は、1929年1月1日生まれ、茨城県出身です。

小学生だった6年間は北海道積丹半島の美国で育ち、医師だった上野正彦氏の父親は、そこで開業医をしていたそうです。

漁師のまちだった美国は、当時とても貧しく、上野正彦氏の父親はお金もとらずに診察をしていたとか。

その功績が認められ、父親が亡くなったときは町民葬だったそうです。

そんな父親を見て育った上野正彦氏も医師を目指し、1954年に東邦医科大学を卒業、日本大学医学部法医学教室へ入りました。

1959年に東京都監察医務院に入り監察医となり、様々な事件とその遺体に向き合うことになります。

上野正彦氏は今まで実に解剖5千体以上、検死2万体以上の死体を見てきたといいます。

これは凄い数です。

上野正彦氏は1984年に東京都監察医務院の院長に就任して5年後の1989年に退官していますから、法医学教室に入ってからの一線を退くまでの、ざっと35年間、一日におよそ2体の死体を扱った計算になります。

これを35年間、毎日。

上野正彦氏が退官してから執筆した「死体は語る」は大ベストセラーとなり、その本の中で上野正彦氏は

「生きている人間の言葉には嘘がある。しかし、もの言わぬ死体は決して嘘をつかない」

と語っています。

プライベートでは、1959年に妻章子さんと結婚。2人の子供がいます。

章子さんは1987年から4期、計16年間も区議を務めて、地域活動に熱心でしたが、胃がんが原因で2006年4月に71歳でこの世を去られました。

末期の胃がんと診断されてから、わずか40日後のことだったそうです。

上野正彦氏、漫画に登場

私が上野正彦氏を知ったのは、上野正彦氏が監修を務めた、寺館和子先生のコミック「ザ・モルグ」がきっかけでした。

監察医・蘇芳(すおう)まゆこが現役時代の上野正彦氏のように様々な遺体を解剖し、事件の真相を突き止めていくのです。

この漫画の中に、上野正彦氏が登場する場面があり、仕事に行き詰まったまゆこに助言をします。

まゆこが元旦那と結婚したときの仲人も上野正彦氏です。

まゆこが監察医を目指したのは、幼い頃自分の母親が死んだとき上野正彦氏が解剖したからでした。

母親がどうなるのか不安なまゆこに、上野正彦氏は「これからお母さんと対話をするんだよ」となだめます。

解剖の結果、まゆこの母親は他殺でも自殺でもなく事故死だったということが分かり、まゆこは安心するのでした。

上野正彦氏が監修なだけあって、まゆこは上野正彦氏の考えそのまま、上野正彦氏の哲学が詰まった漫画です。

上野正彦氏の法医学に対する考えを知りたいけど、活字で読むのは面倒という方は、漫画「ザ・モルグ」がお勧めです。

ジョンベネ殺害事件の犯人は?

上野正彦氏をネットで検索すると、ジョンベネ事件と出てきます。

この事件は、1996年12月に当時6歳だったジョンベネちゃんが殺害され、自宅の地下室で発見された事件です。

殺害時に両親は家にいたはずなのに、気づかなかったの?という不可解さもさることながら、ジョンベネちゃんがミスコンテストの常連だったこと、母親は元ミスウェストバージニア、そして父親は会社経営者という裕福層であったことから、当時は大きな事件としてセンセーショナルに連日取り上げられました。

私も、この両親は家にいながら、娘が殺されたことに気づかなかったの?と不思議に思い、この両親が犯人なんじゃないの?あるいはこの両親は誰が犯人かしっているんじゃないの?と思ったものです。

しかしDNA検査で、両親が犯人であることは否定されました。

このジョンベネ事件の疑問点は、犯人は誰?というのもですが、どうして両親は家にいながらジョンベネちゃんが殺されたのが分からなかったの?ということです。

つまり家族内に犯人がいるのは明らかです。

地下室の窓が割れていたようですが、こんな裕福な家庭なら絶対ADT(セキュリティ会社)のサービスに入っているでしょうから、外から侵入者があれば直ぐに分かります。

事件が起きた1996年、裕福な家庭の家ですから、その家は多分まだ新しく80年代か90年代に建てられたと思います。

その頃建てられた家の窓、特に地下室の窓枠の構造から、大の大人が窓を割ってすぐ侵入できるとは考えられず、殺害が起こる前にADTが異常を知らせる方が早いと思います。

子供もきっと逃げ出したりするでしょうし、異変に気づかない親はいないと思います。

ですから外部からの侵入者がジョンベネちゃんを殺害した可能性はゼロだと思います。

と、私の見解ではなく上野正彦氏の見解はというと、犯人はジョンベネちゃんの兄だと、以前番組で指摘していました。

理由は、当時6歳のジョンベネちゃんの死因が、絞殺、体中に擦り傷の跡、頭を鈍器で強打であり、つまり犯人と争った形跡があることです。大人なら6歳の子供を殺すのに争ったりしないはずですから、ジョンベネちゃんと同格の子供なのではと推測したそうです。

上野正彦氏の見解をサポートする事実が明らかにされて、

  • 事件の朝、一家宛てに置かれていた3通の脅迫状の筆跡が母パトリシアのものと酷似していた
    → 両親が息子の犯罪を隠すため、外部の人間に仕立てようとした
  • 事件のあったとき、ジョンベネちゃんと兄が地下室へ一緒に行った
    → ジョンベネちゃんが最後に接した人間は兄か?
  • ジョンベネちゃんの体中の擦り傷の跡は、兄が持っていたおもちゃでできる傷跡と一致
    → やはり兄と格闘した形跡
  • ジョンベネちゃんの両親は警察が息子と接するのを一切許さなかった
    → 息子を庇うため
  • 警察に提出されたDNAは本当に兄のものであったか疑わしい
    → 両親が他人のDNAを提出した?
  • 両親は警察が到着するまでの間、友人である弁護士と医師を家に呼んでいた
    → 息子の犯行を隠すための計画を話し合った?
  • 母親は卵巣ガンで既に他界しています。

    もし事件の真相を隠していたのなら、嘘を墓まで持っていったわけですね。

    息子は現在30歳前です。事件の夜のことは覚えているでしょうから、もし犯人ならどんな気持ちであの夜から過ごしてきたのでしょうか。

    真相は今でも謎のままです。

    ただ上野正彦氏の見解はとてもしっくり来ますね。ジョンベネちゃんの解剖医が上野正彦氏だったらよかったのに。

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    最後に

    「奇跡体験!アンビリバボー」では、上野正彦氏が携わったいくつかの事件が紹介されます。

    法医学の世界って面白いと思いますが、ジョンベネ事件のように未解決事件ってまだ犯人が捕まっていないわけで、考えると怖くなってきました。

    以上、監察医上野正彦氏のwikiプロフィールと、ジョンベネ事件の犯人に関する上野正彦氏の見解についてでした。

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