毎朝体重計に乗るようにしている。世界中どこに旅行してもこの習慣は欠かさない。飛行機で移動するときは、小さな携帯用体重計を持っていく。集中して減量している期間は、一日4回測るが、普段は朝一度だけである。この単に体重計に乗るという習慣だが、これから様々なことが分かるのだ。
何をどのくらい食べたら、どうなる?
昨日これをこのくらい食べたら、体重の変化がどうなるのかが分かるようになる。小麦粉系の食事やスイーツ(パスタやパン、焼き菓子)を食べると体重は増える。お米のご飯を食べてもそうは変化無い。塩辛いものを食べると、喉が乾いて水分を取るので、ものすごい体重が増える。筋トレをすると体脂肪は下がる。などなど、日々の変化がよく分かる。自分の体を知ることが、健康生活の基本ではないだろうか。
健康生活へのモチベーション
きちんとした生活をすると体重、体脂肪、筋肉量、など、数値でその結果を知らせてくれるのが、体脂肪計。友陣はオムロンを使い始めて11年になる。これらの数字を見ることによって、健康生活を送ろうというモチベーションにつながるのだ。数字が前日より上がれば、今日は軽めの食事にしようと自然と自制がかかる。
測るだけなのに、効果はある
ダイエットというと、痩せたり減量したりを思い浮かべるが、測るだけダイエットは、はっきり言って測るだけなので、そういう効果は無い。しかし現状維持効果は素晴らしい。減りもしないが増えもしないのだ。だからダイエットで痩せて一番心配なのはリバウンドなので、それを防止するためにこの測るだけダイエットは効果があるのかもしれない。
最後に
朝起きてトイレを済ませて体重計に乗る、それだけの簡単な行為なのだが、できない人にはできないらしい。そういえば以前テレビで200キロはある人が、定期的に体重計に乗らなくなった頃から急激に太りだした、と言っていた。毎朝とはいかなくても、定期的に体重を測ることは、自己管理をしているということなのだろう。逆に言えば体重計に全く乗らないということは、自分に関心が無い、自己管理を諦めたということなのかもしれない。健康を管理することの初歩的なことが、定期的に体重を測ることなのだと、このテレビの人を見て思った。