7月25日放送の「クローズアップ現代」では、フリーアナウンサーの松本圭世さんのDVD動画画像被害体験談と現在の様子が紹介されました。
松本圭世アナ本人が知らないところで、そういうDVD動画や画像が広まっていて、いつの間にか被害に遇っていたという松本圭世アナの体験談が、とても怖かったです。
松本佳世のプロフィール
松本佳世アナは、1989年8月6日生まれの静岡県出身の26歳です。
名古屋大学を卒業後、2012年4月に愛媛朝日テレビに入社し、同年10月に愛知テレビへ移ります。
松本佳世アナは学生時代からアナウンサーになることを強く望んでいて、アナウンサーの仕事が本当に好きなんだそうです。
しかし2010年、松本佳世アナが大学2年生だったとき、大人のビデオの出演画像が騒動となり、全ての担当番組を降板、テレビ局との契約は更新されませんでした。
それから1年半年後、TOKYO MX開局20周年記念番組のアニバーサリー(期間限定)アナウンサーオーディションを受け見事合格!
2015年11月1日に久々にテレビで松本佳世アナの姿を見ることができました。
このオーディションについて、松本佳世アナは、
「今回のオーディションに人生をかけていた、今までの人生の中で一番うれしい」
「アナウンサーの仕事が大好き。本当に応募してよかった。感動しかない。気合を入れて全力で頑張る」
と感激。
どんなことがあっても夢だったアナウンサーの道を諦めなかった松本佳世アナの、強い気持ちゆえのオーディション合格だったのでしょうね。
ビデオ事件の真相
松本佳世アナは「クローズアップ現代」で、動画撮影された時の様子を詳しく語っていました。
松本佳世アナが大学2年生のとき、深夜番組の撮影で協力して欲しいと道端で声をかけられたことが、全てのことの発端だったようです。
「バラエティのようなもので、男の子の悩みを聞いてくれるだけでいいから」ということで、契約書にサインをしました。
松本佳世アナが止めてあった車に乗ると、突然4人の男性に囲まれ撮影が開始。
約10分間、服を脱がされることはありませんでしたが、猥談を持ちかけられ、その反応を撮影されました。
逃げだせたらよかったのですが、車のドアは閉まっていましたし、そういう雰囲気でもなかったそうです。
その撮影模様が大人のビデオに使われていると松本佳世アナが知ったのは3年後でした。
既に愛知テレビでアナウンサーとして働いていた松本佳世アナは、担当番組は3本とも全て降板。
テレビ局は契約更新をせず、松本佳世アナはフリーアナウンサーとなります。
その動画はネット上で次々に拡散され、誹謗中傷が耐えず、松本佳世アナは傷つきました。
顔が見えない、相手が分からないということは本当に怖いものだと、松本佳世アナは話しています。
その後、現在は?
辛い思いをした松本佳世アナですが、今は声をあげ、自分と同じ被害を減らしたいという思いからその体験を語っています。
自分で望んだわけではないのに、道を歩いていただけで、こんな風に被害に遇うというこは誰にでも起こりうる。
人ごととは思わないで、頭の隅に置いておいてほしい。
松本佳世アナはそう話していました。
きっと今でも松本佳世アナの当時のDVD動画や画像は、ネット上で拡散され続けているでしょう。
ネットという性質から、それを止めることはほぼ不可能です。
それでも松本佳世アナはそのことに負けないで、立ち上がるためには、相当な勇気が必要だったと思います。
一番最近では、剛力彩芽が主演した「ドクターカー」第12話(2016年6月30日)で、ニュースキャスター役として出演していました。
最後に
今夜の「クローズアップ現代」で一番怖いなと思ったのは、松本佳世アナのケースでは、何も詳細を知らされないまま動画撮影され、それがどこでどういう風に使用されているのかも全く知らされない。
そして、自分のアナウンサー生命まで断たれるという被害を被ってしまった、ということです。
でも無事今はまた松本佳世アナが、フリーアナウンサーとして活躍されていることを嬉しく思います。
以上、松本佳世アナウンサーが、「クローズアップ現代」でDVD動画画像の被害を語る、そして現在は?という話題でした。