ヤマト運輸をチェーンソーで脅かしたユーチューバーで、本職はトラック運転手の長谷川和輝容疑者が逮捕されました。
長谷川和輝容疑者は、ヤマト運輸の従業員をチェーンソーで脅かした際の動画を、YouTubeに投稿していますが、なぜこんなことをしたのか。
理由はなんとYouTubeでアクセスを集め、お金儲けをするためでした。
そこで気になるのは、長谷川和輝容疑者のYouTuberとしての年収です。特にこのヤマト運輸チェーンソー動画では、どれだけのアクセスを集め、収入はいくらになったのでしょう。
逮捕される原因となったYouTube動画と共に、ユーチューバー長谷川和輝容疑者の年収をまとめました。
YouTubeに動画を投稿した理由と経緯
YouTubeに動画を投稿し、大量のアクセスを集めて、一攫千金を狙う人たちはたくさんいます。
昨年週間動画再生ランキング(9/30-10/6)で世界1位という、日本人として初めての快挙を達成したピコ太郎さんの公式PPAPの動画は、1月5日現在で合計再生回数は、なんと1.07億回です。
そんな人たちをユーチューバーと呼びますが、長谷川和輝容疑者も、そんな一攫千金を夢見る一人だったのでしょう。
しかしやり方が悪かった。
このヤマト運輸チェーンソー動画を撮影し投稿し、逮捕されるまでの経緯を説明すると、昨年12月の上旬までさかのぼります。
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ヤマト運輸配達員が長谷川和輝容疑者宅に訪れるが、本人は不在
同居している母親は入浴中だったが、父親が対応するも、「お金が無い」と配達員を追い返す
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配達員は不在届けを残し、宅配荷物を持って長谷川和輝容疑者宅を去る
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長谷川和輝容疑者が配達員の対応に激怒
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長谷川和輝容疑者がヤマト運輸の営業所に、チェーンソーを持ってクレームに訪れる
その様子を撮影する
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従業員をチェーンソーで脅かした映像を、YouTubeに投稿する
長谷川和輝容疑者は、
「過激な演出を配信することでイライラを発散しようと思った」
と話しているようですが、過激な演出を配信することで、より多くのアクセスを狙ったのでしょう。
YouTubeに投稿したヤマト運輸チェーンソー動画の中で、
「全世界配信やぞ」
と、ヤマト運輸の従業員を脅す長谷川和輝容疑者がいます。
最初から撮影するのが目的だったのが分かります。
ヤマト運輸本社が、一連のトラブルや動画を確認し、被害届を提出。長谷川和輝容疑者が逮捕されることになったのでした。
ヤマト運輸チェーンソー動画とYouTube年収は?
長谷川和輝容疑者がYouTubeに投稿したヤマト運輸チェーンソー動画には、長谷川和輝容疑者がヤマト運輸の従業員を脅す様子がうつし出されています。
「ユーチューバー舐めとったらあかんぞ!全世界配信やぞお前!」
と罵る長谷川和輝容疑者に、怯える従業員が、なんとも気の毒です。
長谷川和輝容疑者が投稿した動画自体は削除されているようですが、一度インターネットに掲載されると、拡散しまくって、完全に消すことはできません。
削除されたということで、その動画の再生回数を調べることはできませんが、上記の動画は、投稿されてまだ24時間も経っていませんが、18,858回再生されています。
長谷川和輝容疑者のYouTuberとしての年収は、およそ6万円だそうです。
- 通算獲得金額
459,392円 - 推定平均年収
61,252円 - 動画再生回数
3,828,272回 - チャンネル登録者数
8986人 - 通算動画投稿数
577本 - 1動画あたりの再生回数
6634回 - チャンネル運用期間
2009年7月7日より、7年6ヶ月
ヤマト運輸チェーンソー動画が、「1動画あたりの再生回数」にあるように6634回だったとすると、いくらの収入になったのか、計算してみました。
YouTubeの広告料は、動画の再生回数に応じて、1再生当たり0.01円から0.5円程度の広告料が支払われます。
0.01円から0.5円ということで、かなり幅がありますが、ピコ太郎さんのように、注目度が高いYouTuberには、おそらく高めの設定でしょうね。
長谷川和輝容疑者の場合は、
通算獲得金額459,392円 ÷ 動画再生回数3,828,272回 = 0.1199...
つまり1再生当たり約0.12円という計算になります。
1動画あたりの再生回数6634回 x 0.12円 = 796.078...
ヤマト運輸チェーンソー動画では、およそ796円の収入があったという、単純計算になります。
最後に
長谷川和輝容疑者はヤマト運輸チェーンソー動画をYouTubeに投稿後、今度は謝罪の動画を投稿しています。
そこでは
「ヤマト運輸に関係する皆様にご迷惑をおかけしました。いかなる処罰も受けることを覚悟しています」
と頭を下げています。
いかなる処罰ということが、まさか逮捕になるとは、本人は予想していたのでしょうか。
自業自得、身から出た錆とは、まさにこのことですね。
わずか1000円にも満たないYouTube動画一本の収益のために、逮捕という対価を支払うことになった長谷川和輝容疑者でした。
以上、長谷川和輝容疑者のYouTube年収は6万円、ヤマト運輸チェーンソー動画の収入はいくら?という話題でした。