ヒストリア・ワーク

読んだらちょっと幸せな気持ちになる

人生案内「こんなクズ産むんじゃなかった」親子関係改善方法

   

, Mother

「こんなクズ、産むんじゃなかった」という母親からの投稿が、読売新聞人生案内に寄せられた。中3の息子がお姉ちゃんと比べて、全く勉強せずゲーム三昧。いつも喧嘩が耐えないこの母親が親子関係を改善するために何をすればいいのか、考えてみた。

Sponsored Link

母親自身の問題解決が第一

この母親が抱える問題は、シングルマザーとしてたくさんあるのではと想像する。しかし、息子との関係において、まずかいけつしなければいけないのは、自分と親との関係である。この母親自身、自分の両親との関係が上手く行っていない。それは今、息子のせいで、というのではなく、母親が子供の頃からの両親との関係性のことだ。

まず母親が幼い頃の不満、大人になってから、そして現在のこと、そういったことを両親としっかり話し、自分の両親との関係を修復し上手く行くこと。それが息子の関係改善の一歩であることは、断言できる。

息子に感謝の気持ちを持つ

勉強をしなくても、ゲーム三昧でも、言うことを全く聞かなくても、とりあえず健康で生きていてくれる息子に感謝する。そのためにはどうしたらいいのか。いつも息子にイライラしているので、そう簡単には感謝の気持ちを持てないだろうから、具体的に以下のことを実践しよう。

生まれた頃を思い出す

そのためには、母親は息子を産んだ日のことを思い出し、その日の喜び、この子を育てようと決心した勇気、赤ちゃんのかわいい顔、そのときのアルバムがあればそれを見返すのだ。

そうすれば、優しい気持ちのなれるのではないだろうか。

人に胸の内を話しまくる

友人や家族などではなく、やはり人の話を聴く専門家(カウンセラーや心療内科医、傾聴ボランティアなど)に話しまくることで、胸が軽くなる。話す相手は誰でもいいというわけではない、ということがポイントである。一般の訓練を受けていない人は、人の話を聴くのが上手でないことが多く、そのような相手に話すと、批判されたり、自分の意見を押し付けられたり、的外れなアドバイスをされたりして、結果「話すんじゃなかった」となるからだ。

そしてもう一つ、人に話すことで、自分自身を客観視できる。頭の中を整理できる。結果、心に余裕もできるのだ。

自分の時間を持つ

この母親はシングルマザーなので、想像するに仕事に追われて、時間に心に余裕が無いのだと想像する。しかし両親と同居らしいので、ここは思い切って、一人の時間を持とう。1時間、いや30分でいいから、一人でのんびりコーヒーショップでおいしいコーヒーを飲んだり、図書館で読書にふけったり、そういう一人にかえれる時間を持つと、心に余裕ができて、人に優しくなるものだ。

息子についての視点を変えること

息子についての視点を変えるための、一番いい方法は、息子のいいところを見つけることだ。

このスマホゲームの息子については、読売新聞の記事以上のことは分からない。しかしそれだけでも、友陣が想像するに、この息子のいいところは、いくつかある。

例えば、

  • 健康であること
  • 家出したりせず、一緒に暮らしてくれること
  • 自分の作った料理を食べてくれること
  • 子供を持てたこと(避妊治療の末、結局子供を持てなかった人はたくさんいる)
  • 学校に通ってくれること
  • 学校で大きな問題を起こしていないこと

いいところを見つけたら、そのこのことに感謝するのだ。そしてそれをまた伝えることが大切である。思っていても、それを相手に伝えなかったら、思っていないのと同じことだ。

Sponsored Link

実践、息子へ感謝の仕方

心に余裕ができて、優しい気持ちになれたら、息子へ感謝の意を伝えよう。

しかし息子へ感謝するといっても、実際にどのようにしたらいいのか、何を言えばいいのか分からないと思う。

伝える内容

軍隊で、上官が大声で、「リラックスしろ」と命令して、リラックスできるだろうか。

それと同じで、
「お母さんはね、あなたがかわいいから、うるさく言っているのよ」
と言う親がいる。本当は意見の押し付けをしているだけ、自分のイライラをぶつけているだけで、ちっとも子供のために言っているのではない。それは子供もお見通しであるから、ちっとも子供に伝わらない。

意見の押し付けではなく、伝えることは
「私の息子として、生まれて来てくれてありがとう。元気でいてくれてありがとう。」
そして、息子のいいところを書き綴り、ありがとうを続けるのだ。

伝える方法

面と向かって言うのが恥ずかしいなら、手紙でもいい。メールではなく、手書きの手紙。今の子供のは手書きなんて経験ないだろうから、その手書きの手紙はきっと、重みがあるのではないだろうか。

最後に

この母親を批判するのは簡単である。また同情するのも同様。しかしそれでは親子関係は変わらないだろうし、母親も息子も救われない。人生案内に救いを求めても、その返答には具体的にどうすればいいのか書いていない。息子に謝れ、じっくり話しろ、と言われても、具体的やり方が書いていない。

母親が自分の両親との関係を良くすること、息子に感謝すること、そしてそれを伝えること、そうしていくうちに、問題怪傑の糸口は見つかるだろう。

 - 社会・経済