元「SPEED」のボーカリスト今井絵理子が参議院選比例代表で当選したのは、なぜでしょう。
沖縄出身の今井絵理子ですが、沖縄米軍基地問題については全く考えていなかったにもかかわらず、今回当選した理由を考えてみたいと思います。
さらに今井絵理子の当選を受けて、とても厳しい、あるいは冷静に見つめるみんなの反応もまとめました。
今井絵理子のキャパシティ
何となく選挙に立候補する人、あるいは政治家というと、頭がよくて、大学を出ていて・・・、というイメージがあるのですが、今井絵理子は大学に行っていません。
12歳で故郷である沖縄を離れて上京し、13歳で「SPEED」としてデビューしブレークしました。
そんな今井絵理子ですから、本人も今回の当選での会見で、沖縄問題についてはこれから考えると発言しています。
そんな今井絵理子でも、今回の参議院選で当選することができた理由をあげると、
タレントとしての知名度
やはりタレントとしての知名度抜群だった今井絵理子は、それだけで有利だと言えます。
俗にタレント議員と呼ばれる人が、選挙で多く当選するのも、やはり有名人であるゆえの知名度です。
既に名前が売れているわけですから、選挙演説でその名前を有権者に知ってもらう必要はありません。
18歳以上の有権者
今回の参議院選は、18歳以上に選挙権が与えられてから初めての選挙でした。
若い世代にとって、何となく知っている名前、あるいは自分と近い世代を指示するのは、自然なことなのではないでしょうか。
障害児の母として
今井絵理子が選挙演説で一番訴えてきたことは、やはり障害者への福祉ではないでしょうか。
今井絵理子の耳が不自由な障害児です。
障害児の母親としての演説はやはり説得力がありましたし、子供を持つ母親や女性にとって、分かりにくい政治問題より、身近な家族の問題のように感じられたのではないでしょうか。
今井絵理子自身も、分かり易いことばを選んでスピーチをしていたと思います。
自民党に使われた?
やはり自民党は強かったということでしょうか。
沖縄現職者には自民党はいませんが、だからといって自民党にとって黙って見逃しておくわけにはいきません。
沖縄にはやはり米軍基地問題がありますから、これを野党に好きにさせられては困ります。
今井絵理子に白羽の矢が立ったのは、何かしら自民党としての影響を残したい、そういった思惑もあるのかもしれません。
みんなの反応は
今井絵理子の当選に、ツイート上でのみんなの反応を見ると、とても厳しいです。
みんなとっても冷静に今回の今井絵理子の当選を見ています。
「沖縄問題にはこれから向き合う」
ま、こんなもんでしょ。知名度で選ばれたんだから。
基地問題は沖縄の一番の関心事なのに.今井絵理子やらかしたな
今井絵理子が選ばれたということが比例代表制の問題そのものじゃないか。何も制作を考えてない無能が当選するってどういうことだ
子供が障害者じゃなかったらどうしてたんだって話だよな。 障害者じゃなかっても出てた?
選ぶ理由は政策でなくて人。公約なんて関係ない。
今井絵理子が専門的に理解しているであろう、息子の障害の分野において、評価している声もありました。
今井絵理子は確かに現状、勉強不足なのだろう。だけど障がいをお持ちの息子さんの親として、その分野に於いての専門家でもある。
4年後のパラリンピックに向けて活躍する場もある。
勉強不足は党の勉強会で補えるし、沖縄の窓口として…結構重要なポジションで実績積みそうだから馬鹿に出来んぞ。
最後に、こんな声も。
今井絵理子当選確実かー SPEED世代としてはなんか変な感じだなあ
SPEEDから政治家が出るとはあの頃思いもしなかったなぁ…
確かにSPEEDがリアルタイムで活躍しているのを知っている世代には、今井絵理子の当選は感慨深いものがありますよね。
最後に
どんな理由であれ当選したからには今井絵理子には、沖縄県民の声をしっかり聞いて、沖縄問題をこれからしっかり勉強してもらって、頑張ってもらいたいですね。
そして公約したことを守ってほしいものです。
以上、今井絵理子が参議院比例代表で当選した理由は?そしてみんなの反応は?についてでした。
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