日本人サンバダンサーの工藤めぐみさんが、Estádio do Maracanã マラカナン会場で行われるリオオリンピック開会式に出場します。
リオ五輪開会式では会場のどこでサンバを踊るのか、工藤めぐみさんのブログをもとにまとめました。
工藤めぐみさんを見つけることができるのでしょうか。至難の技かもしれませんが、見逃したくありませんよね。
工藤めぐみとは?
工藤めぐみさんは、1985年9月3日生まれで現在31歳、神戸市出身のサンバダンサーです。
身長が168センチといいますから、上背があるのはやはりダンスをするには存在感が出て、有利になるのでしょうね。
工藤めぐみさんは、1995年の阪神大震災で被災し、そのとき被災者を勇気づけるためにブラジルから来たサンバダンサーが踊るのを見たのが、サンバダンサーになるきっかけだったそうです。
2004年、工藤めぐみさんが大学1年生のとき19歳で単独でサンバの本場ブラジルへ渡り、サンバを学びます。現地のオーディションに合格し、サンバチームでダンスの技術を上げたのでした。
翌年の2005年リオのカーニバルにデビュー、2008年にリオのカーニバルの花形ダンサーのパシスタに選ばれました。伝統的なカーニバルチームのサウゲウロ、「G.R.E.S. Academicos do Salgueiroサルゲイロ」のパシスタに、4000人の中から40人という競争率を勝ち抜いて選ばれたのですから、大変名誉なことです。
何でもパシスタに選ばれることは、ブラジルではワールドサッカーブラジル代表と同じくらいの栄誉と人気があるらしく、日本で言えばAKB48選抜選挙で一位になったり、48や46たちのセンターに選ばれるのと同じことなのでしょうか。
工藤めぐみさんは現在1年のうち9ヶ月は神戸市のダンス教室で教えて、残り3ヶ月は「Salgueiroサルゲイロ」のパシスタとしての活動のためブラジルで過ごしているんだそうです。
リオ五輪開会式で、工藤めぐみを探せ!
工藤めぐみさんはリオオリンピックの開会式リハーサルや、現地の様子をブログで公表しています。
開会式練習のため5月27日にリオ・デ・ジャネイロ入りしたそうで、空港で2つのスーツケースが盗まれたというトラブルに見舞われたそうです。
荷物紛失は、何度もブラジルにあるいは世界中を回っている工藤めぐみさんにとっては初めての経験だったようです。
可哀想、私は今まで一度も経験がありません。荷物の到着が遅れたことはありますが。
話は本題に戻って、工藤めぐみさんはたった2分くらいの出番だそうです。
工藤めぐみさんのブログから情報をまとめると、
- 白塗りメイク
- リオ五輪開会式の最初の演出「どう リオ・デ・ジャネイロが作られてきたか」で、その一部の大きく上に伸びた真っ赤な旗の団体が出てきたら直ぐ工藤めぐみさんの出番
- 正方形の隊列5人×5人、計25人の内の最前列のセンターの位置にいる
- その後総踊りが始まり、たくさんの人が出てくる
- ステージ中心センターの円にブラジルの有名人が歌い踊り、工藤めぐみさんはその少し後ろの辺り
工藤めぐみさんはたった2分ほど目立つポジションで踊り、直ぐに目立たない所に去っていくのですね。
工藤めぐみさんをテレビで見ることができるとしたら、真っ赤な旗が目印ですが、その旗に目を奪われてしまってはいけません。
真っ赤な旗=工藤めぐみを探せ!
と覚えましょう。
オリンピックの開会式って本当に大勢の人たちが出演しますよね。工藤めぐみさんはその中の一人に過ぎないのですが、見逃したくないです。
最後に
ロシアのドーピングスキャンダル、リオの治安の悪さなど、様々な問題がありながらも、リオオリンピック開会式を迎えることができて何ヨリです。
工藤めぐみさんのブログでも、日本では考えられないような治安の悪さを報告しています。ブラジル生活が長い工藤めぐみさんでさえ、リオの治安について指摘しているので、ブラジルに旅行が初めての人にとってはショックが大きいことがたくさんあるかもしれませんね。
以上、リオオリンピック開会式で工藤めぐみを探せ!という話題でした。