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とと姉ちゃん 暮らしの手帖のおどろき事実5選

子供の頃、母が暮らしの手帖を購読していた。友陣も手に取り読んでいた、というより、文章を目で追っていた記憶がある。とと姉ちゃんの記事を書くために暮らしの手帖について調べたら、子供には気がつかなかった様々な面白い事実が明らかになった。今回はそんな驚きの発見をご紹介したい。

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ね、値段が・・・

子供の頃は確か数百円だった記憶がある。はっきりいくらだったとは覚えていないが、百円玉何枚かで買える値段だった。現在の価格はなんと、税込み926円・・・。1000円札でようやく買える値段ではないか。1000円の雑誌だなんて、飯台の上に乱雑に投げておくしろものではないではないか。読んだらちゃんと本棚に閉まっておかなければ、と思わせる値段だ。

1000円札で買える雑誌だという事実が一番衝撃的であった・・・。

100号ごとに世紀と呼ぶ大胆さ

隔月刊行の暮らしの手帖は、創刊から100号ごとに世紀で区切る。つまり創刊号から100号が1世紀、101号から200号が2世紀。だから最新号は第4世紀80号だ。確かに世紀、centuryは100単位だが、それを雑誌に応用するとは、スケールが大きいではないか。その大胆さは、さすが凄腕編集者花森安治のアイディアか。

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雑誌としてはこれが一番、商品テスト

暮らしの手帖では、この商品テストの記事が有名なのではないだろうか。何といっても毎回テーマに従って物凄い数の商品を比べているのだ。例えば台所の流しの隅に置く3角コーナー。28種類の3角コーナを比べて、暮らしの手帖が設けた基準と照らし合わせながら、各製品の良し悪しをテストするのだ。三角コーナーと一口に言っても実に様々で、プラスチック製のもの、金網のざるの様なもの、三角と言うより楕円形や円形のものなど。暮らしの手帖では、良い三角コーナーを、水切れがよく、ゴミをしっかりキャッチして、洗いやすいことと定義している。この基準を満たす三角コーナーが、選ばれし三角コーナー オブ・ザ・イヤーになるのだろう。友陣は3角コーナーを使わないが、使う人にとっては興味深いかもしれない。

他にも冷蔵庫、醤油さし、缶切り、ワイシャツ、ベビーカー、子供の運動靴・・・、列挙しきれないが、そんな中で一番有名なのは、やはりトースター比べなのではないだろうか。

語り継がれるトースト4万3千枚

食パンを縦に差し込むタイプのトースター比べの為に、食パンを4万3千枚焼いたという記事は、凄いの他に言葉が浮かばない。一斤6枚切りとして、7167斤。このテストの基準は、全体がきつね色にムラなく焼けたかどうか、2枚同時に焼いたときと1枚のみ焼いたときに違いはないかなどである。これらの基準を満たしたトースターが10個選ばれている。その記事の画像がこちら。4万3千枚のトーストの山に圧倒される。白黒なので、画像からきつね色かどうかを判断するのは難しいが、焼け具合は概ね分かる。はたしてこのトーストの食べ比べはしたのだろうか。その答えはとと姉ちゃんで分かるといい。

心温まる表紙絵

祖母と母が愛読した暮らしの手帖。子供の頃に一番印象に残っているのがやはりあの表紙絵だ。編集者花森安治が亡くなった1978年以降は、藤城清治の作品になったそうで、友陣が記憶しているのも後者の方だ。祖母や母に聞けば、きっと花森安治のあの異国情緒溢れる表紙絵が、彼女らにとっての暮らしの手帖だと答えるだろう。

最後に

戦後の女性を見守ってきた暮らしの手帖。それは日本の戦後史そのままであり、戦後の生活が少しずつ豊かになっていった様を明確に記してある。上記の三角コーナーでも1980年のものの方がその10年前に比べ進化していたらしい。暮らしの手帖の中には、戦後の日本の家庭がある。

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