ヒストリア・ワーク

読んだらちょっと幸せな気持ちになる

フィギュアスケート 本田真凜は生き残れるか、検証ポイント3つ

      2016/03/21

フィギュアスケートの世界ジュニア選手権で、日本人女子シングルで6年ぶりに優勝した本田真凜選手。ショートとフリーともに素晴らしい演技でした。しかしこれはあくまでもこれからシニアで活躍するための登竜門に過ぎません。優勝しながら、あるいは上位に入賞しながら、結局シニアでは芽が出なかった選手はたくさんいます。ではズバリ、本田真凜選手はこれからフィギュアスケート界で生き残っていけるのでしょうか。勝手に予測&検証してみたいと思います。

Sponsored Link

世界で戦うならメンタルもタフでないと

実力は世界レベルにありながら、いざ試合となるとそれが発揮できない選手はたくさんいます。つまり世界で戦うにはメンタルもタフでないといけません。でないと厳しいスポーツの世界で生き残れません。今回の世界ジュニア選手権では、強豪ロシアの選手が2名も棄権するというアクシデントがありました。一人は今年のジュニアロシア勢のエースと、もう一人はショートで1位の選手です。もちろんこのこと自体は、本田真凜選手にとっては追い風です。ラッキーなことです。しかしだからこそそれを返ってプレッシャーに感じ、自滅する選手もいます。勝って当たり前といわれる中でのプレッシャーは相当なものです。注目なんてされていない方が、気負いをせずのびのびと滑ることができるでしょう。本田真凜選手は、このロシア勢の棄権をきちんとチャンスに変え、今ある実力を全て出しきり、見事優勝しました。そういった意味で本田真凜選手は、精神的にも強い選手といえるのではないでしょうか。

今シーズンの本田真凜選手の成績を見ると、国内大会ではイマイチです。全日本ジュニア選手権でもイマイチだったので、その数週間後に行われるジュニアグランプリファイナルは、大丈夫かな、と心配したりしましたが、国際大会になると、素晴らしい演技をする。そしてその後の全日本選手権ではまた大丈夫か?な演技。しかし今回世界ジュニアでは、ショートとフリーともにノーミスで、今シーズン最高の演技をしました。国内大会ではいいのに、国際大会になると十分な演技ができない選手は多い中、国際大会の方が素晴らしい演技をするとは、中々の精神力の持ち主といえます。

女子特有の体系の変化

15歳くらいまでは、軽々とジャンプを跳んでいたのに、その後訪れる体系の変化に対応できず、埋もれてしまう女子選手は多いです。ジュニア時代あんなに活躍したのに、高難度のジャンプもポンポンと跳んでいたのに、十代半ばから後半にかけて、体系が丸みを帯びて、脂肪も増えて、体が重くなって、跳べていたジャンプが跳べなくなる。ポンっと跳んでいたのに、ドテっというかんじになる。そんな中でキム・ヨナ選手や浅田真央選手は十代の頃から今に至まで、あの体系をよくキープしていたなと感心しますよね。その裏には物凄い努力があったのでしょうが。

さて本田真凜選手はどうでしょうか。体系変化で埋もれてしまう選手でしょうか。友陣は、多少の変化はあるにせよ、そこまで大きくは変わらず、今のスリムを保てるのではと予測します。本田真凜選手がまだ14歳だから細いというより、その体系が彼女の体質に見えるからです。骨が細いといいますか、ストラクチャーが細い。ですから無事キム・ヨナ選手や浅田真央選手のように、乗り越えられるのではと思っています。

どうか怪我だけはしないで

キム・ヨナ選手はシニアに上がりたての頃、ヘルニアで世界選手権を思うように戦えませんでしたが、それでも1シーズンを棒にふるほどの大きな怪我はありませんでした。それは浅田真央選手も同じで、世界トップを走っていた選手で、ここまで怪我で泣かされなかったことは本当にそれだけで凄いことです。本田真凜選手はどうでしょうか。彼女のコーチ濱田コーチは以前偉大なるフィギュアスケーター太田由希奈選手を指導していました。その表現力は日本人としては珍しく高く、将来を渇望されていましたが、大怪我を負い、その選手生命は断たれてしまいました。まだ十代の選手が怪我をしないように最大限注意してあげるのは、本人だけでなく、大人であるコーチの責任でもあると思うのです。若過ぎる十代の選手をうまくコントロールして、怪我をさせないよう最大限の注意を図る。そういった意味で、このコーチに本田真凜選手がついていることは、友陣は不安でたまりません。

とにかく選手生命を断たれるような怪我をしなことは、シニアで活躍するためには絶対条件である。

まとめ

本田真凜選手がこのまま順調にシニアに進み、そこで活躍していくために必要な条件を考えてみました。来シーズンの活躍が今からとても楽しみです。どうかこのまま無事育っていってほしいものです。

 - スポーツ