NHKで始まった「マスケティアーズ パリの四銃士」は、三銃士が登場する英国ドラマ。ダルタニアンの吹き替えを務めるのは、人気声優宮野真守さんです。彼のこのドラマへの意気込みと、声優としてのキャリアについてまとめてみました。
三銃士ダルタニアンは気持ちのいいイケメン男
「マスケティアーズ パリの四銃士」では主人公のダルタニアンの吹き替えを努める宮野真守さんですが、このダルタニアンを、真っ直ぐな気持ちのいいイケメン男と称しています。確かにこのドラマでも、ルーク・パスカリーノというイギリスのイケメン俳優が演じています。彼の役はフランスの片田舎ガスコーニュ地方に住む貴族の息子で、王の銃士となりたいがためにパリに上京してきます。現在26歳になる彼は様々な海外ドラマで活躍中なんだとか。
今までも舞台や映画やドラマでも、ダルタニアンはいつもイケメン俳優が演じてきましたから、このダルタニアン、本当にかっこういい人物設定なのでしょうね。宮野真守さんがイケメン男と描写するのも頷けます。
そして「マスケティアーズ パリの四銃士」では、宮野真守さんは、ルーク・パスカリーノに寄り添いながら自分を表現出来たらいいと、ダルタニアンの吹き替えについて語っています。
声優というとなんとなくアニメを思い浮かべますが、宮野真守さんにとってアニメと吹き替えの違いは、アニメは息を吹き込み、吹き替えは生きている人のやりとりだと話しています。確かに映画がドラマの吹き替えは、実際に演じている俳優が入いるわけですから、生きている人たちのやりとりを、自分が声を通じて演じるわけですよね。随分奥が深いですね。
デビューは15年前
2001年のNHK海外ドラマ「私はケイトリン」が、声優としてのデビュー作だったという宮野真守さん。それまでもラジオなどで活躍していましたが、声優としては初めてのお仕事で、当時は何もかも全く分からなかったとか。今の実力や人気ぶりからは想像もつきませんね。実際に宮野真守さんは、異色キャラから、今回の「マスケティアーズ パリの四銃士」のイケメン男ダルタニアン役までこなしてしまう、とても幅広く演じ分けることが出来てしまうという実力派声優なのです。同じキャラは一つもない、とは本人談。
みどころは
ダルタニアンはただイケメンなだけではありません。宮野真守さんは、若さ故に衝動的になってしまうところがあるダルタニアンだが、それが彼の魅力の一つだと語っています。
イケメン俳優に、人気声優、そしてベテラン声優陣が揃った「マスケティアーズ パリの四銃士」は、月曜日からの仕事を忘れさせてくれる、日曜日の夜の新たな楽しみになりますね。