空前の猫ブームにのって、「モニタリング」では、猫カフェの猫が突然しゃべりだしたら、話す?話さない?
猫カフェの猫がしゃべりだしても誰も相手しないんじゃ、という番組の予想に反して、意外な結果が見られました。
東京吉祥寺の猫カフェ「きゃりこ」。
猫カフェでは猫と遊んだりなでなでしたり、おやつを購入したりもできます。
店内には25匹の猫がいて、「おて」ができることも人気の秘密。
さて、お店に来たお客さんに、「頭撫でて」と猫がしゃべりかけたら、どうなるんでしょうか?
猫の声が聞こえるのは、ターゲットの人だけで、周りにいる店員や他の客は聞こえないふりをします。
まずは60代の男性が猫の写真を写します。
その猫が「とれた?見せて」。
でも無反応の男性。
頭撫でて、という猫のリクエストに応えることもしませんでした。
すると猫たちが畳み掛けるように、
「おなかすいた〜」「撫でてよぉ」「聞こえないの?」
でも男性は何で猫の声がするんだ?と不思議に思いながらも全く相手にせず、信じていませんでした。
20代女性は、店員に猫の声が聞こえないかと確かめるほど、不思議に思いました。
そして猫の声が聞こえる自分を疑い始めました。
「私どうかしちゃったのかな?」
そりゃ誰でもそう思うかもしれませんね。
それでもこの女性は猫が話しかけてくると、それに返事します。
いつのまにか、猫の相談員になってしまいます。
喧嘩した猫の仲裁に入ったり、恋愛の手助けをしたり。
そこでモニタリング終了で、スタッフが信じたか尋ねると、女性は、
「君にしか聞こえない」
と言われて、そうなんだと信じたそうです。
続いて20代男性2人とも猫に話しかけられたら、話し返します。
店員にご飯の味が薄いから鰹節を増やすように言えとか、
おやつ買えとか、
歌を歌えといわれ、ドラえもんの歌を歌うとか
猫からのリクエストに応えていくのは、どうしてなんでしょうね。
この男性たちにも共通していましたが、猫が自分たちの話し声は
「君にしか聞こえない」
と言うと、ああそうなのかも、と何となく信じてしますそうです。
そういう心理って面白いですね。
で、番組での結論、
「年配の人より、若い人の方が話返す」
でした。
やはり若い方が融通が効くのか、純粋なのか、中々興味深い結果ですね。
「君にしか聞こえない」と言われると、そうなのかなとか、何とかしてあげたいとか、
そういう心理になるんですね。
これが年齢を重ねると、やはりそんなことあるわけが無いと、経験で分かってしまうんでしょうか。
番組の結論に納得しました。