社会・経済

ダム決壊の恐れが有る「大切畑ダム」のなるほどな読み方とは?

先日から余震が続く熊本地震で、熊本県阿蘇郡西原村小森にある大切畑ダムが決壊する恐れがあると、発表されました。
地域住民の方はご注意を、と同時に、この「大切畑ダム」とはどのように読むのだろうと思われた方も多いと思います。
地域名って難しいですよね。調べてみました。

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「大切畑ダム」さて読み方は?

答えからすると、「おおきりはたダム」です。
分かれば、何だそのまんまじゃん、と思われるかもしれませんが、「だいせつはた」、「たいせつばたけ」、「おおきりばたけ」などと、正解が分かるまでは「大」と「切」と「畑」の音読みと訓読みの、無限な組み合わせを考えてしまいませんか?
こうやって組み合わせで考えていくと、本当にたくさんのパターンができあがります。
地域名は独特ですから、もしかすると標準的な訓読みや音読みじゃあないかもしれませんし。辞書にも載っていないような、昔ながらの、あるいはご当地ならではの読み方だったりすることもあります。

ため池100選

この大切畑ダムは、2010年3月25日に農林水産省のため池100選に選ばれているほど、地域との関わりが深いダムなのです。しかも150年以上の歴史があるんだとか。
大切畑ダムの周囲には湖畔公園があり、展望休憩所や広場、遊歩道が整備され、季節になると桜や紅葉を楽しむことができます。
具体的には、西原村の萌の郷から500メートルほど下ったところに桜並木があり、春になると桜が綺麗だそうです。
大切畑ダムの周辺も含め、一帯が観光地になっているのですね。ため池100選に選定されるだけあります。

最後に

さて、普段はこんなに穏やかな大切畑ダムとその周辺ですが、今回の熊本地震により、ダム決壊の恐れがあるとう情報に、胸が痛みます。
地域に根付いて、しかも歴史、自然、文化、ついでにその読み方にと、とても優れている大切畑ダムが、無事であることを祈ります。

皆さんが実際にどんな読み方をしたのか、結果は「「大切畑ダム」タイセツばたけ?色々な読み方ランキング」をご覧ください。

熊本地震関連の記事「メガマウス水揚げ やっぱり熊本大地震の前兆だったのか?」もご覧ください。

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