ロン・レスターさんが6月17日に、肝不全と腎不全が原因で亡くなりました。
わずか45歳という若さだったロン・レスターさんは、長年極度の肥満体でした。
ロン・レスターさんの死亡と脂肪について、まとめました。
ロン・レスターさんの肥満体型
ロン・レスターさんの代表作「バーシティ・ブルース」で、ビリー・ボブを演じていました。
この映画はテキサス州の高校のフットボールチームを舞台にした、1999年に公開された青春群像劇です。
ティーンチョイスアワーズなどの賞を受賞しています。
この映画でロン・レスターさんは、肥満体でとてもパワフルな攻撃ができる選手として演じていました。
1970年8月4日生まれの、ロン・レスターさんは、幼いころからずっと肥満体で、
一番体重が重いときは230キロもあったそうです。
想像がつきませんね。
ちなみに私の友人のお姉さんは、「私+私の父親+母親+姉+ペット=友人のお姉さんの体重」という数式が成り立ちます。
ロン・レスターさんも含めてさすがアメリカ人、桁が違います。
最期はホスピス
ロン・レスターさんは2001年に胃のバイパス手術を受けて胃を小さくし、157キロの減量に成功します。
しかしこの手術中に心停止するなど、かなり危険な状態だったみたいです。
減量する量も違いますよね。
ただ減量してからは、それまで肥満体だったからこそもらえていた仕事が激減します。
ロン・レスターさんは、健康をとるか仕事をとるかの選択で、先に亡くなった母親のために、健康を選び手術を受け、結果仕事が無くなりました。
なんという究極の選択なのでしょうか。普通は仕事をするためには健康な体が必要ですよね。
でもロン・レスターさんの場合はそうでなかったようです。
ロン・レスターさんがきらびやかなセレブの世界に居続けるためには、健康を損ねて命の危険があっても、あの200キロ以上の肥満体が必要だったのです。
ちなみに上記の友人のお姉さんも同じ手術を受け、30キロの減量に成功するも、その後10キロくらい増えています。
手術を受けたロン・レスターさんですが、長年このように肥満体だったために、既に体のあちらこちらに支障をきたしていました。
肥満からくる様々な病気、特に生活習慣病。
ロン・レスターさんも2015年11月から肝臓と腎臓の状態が非常に悪く、入院をしていたそうです。
そしてホスピスに移されてわずか2週間で、肝不全と腎不全で亡くなりました。
わずか45歳でホスピスに行くだなんて、よっぽど死と隣り合わせの状態だったのでしょうね。
死亡と脂肪は同じコインの裏表。
肥満がいかに恐ろしいか、あらためて考えさせられました。
最後に
アメリカが肥満大国です。
I'm not fat. I'm American.
太っているんじゃない、アメリカ人なだけだ。
というコピーがありますが、太っていることは、アメリカ人にとっては別に普通のこと。
ロン・レスターさんは早すぎる死でしたが、肥満が原因で20代で亡くなる人もいます。
死亡と脂肪は隣り合わせなのだと言うことを、あらためて痛感すると共に、ロン・レスターさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
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