松田聖子や山口百恵を手がけた大物プロデューサー酒井政利が、若手演歌歌手やなせひろみ(本名瀬戸龍彦)にセクハラで訴えられ、裁判で争っていることが判明しました。
酒井政利は、以前トラブルとなったデヴィ夫人のときと同じような態度で挑んでいるように見えます。
酒井政利とやなせひろみとの間に何があり問題となったのか、またデヴィ夫人とのトラブルの時の酒井政利の様子と比べなら、今回のセクハラ裁判の焦点をまとめました。
酒井政利とやなせひろみ
酒井政利といえば、南沙織・天地真理・郷ひろみ・山口百恵・太田裕美・松田聖子・南野陽子などのアーティストを育てたレコードプロデューサーです。
このような有名アーティストの育ての親である酒井政利も、今年で御年80歳!
この業界でのドンと言える人物と言っていいでしょう。
やなせひろみのプロフィール
やなせひろみって誰?
と思われた方も多いのではと思うので、ここでやなせひろみのプロフィールをまとめます。
誕生日: 1989年12月29日
出身地: 福岡県春日市
星座: やぎ座
身長: 170cm
体重: 60kg
趣味: ひとりカラオケ、自然鑑賞
特技: ヘアーカット、料理
好きな食べ物: 寿司、中華
好きな色: 赤
尊敬する歌手: 布施明、山川豊
好きな言葉: あきらめるな!
レオプロダクションofficia siteより
演歌歌手です。
レオプロダクション企画制作の『全日本カラオケ王座決定戦』に出場し、審査員より高い評価を受けました。
現在デビューに向け活動中、ということで、まだデビュー前なのですね。
セクハラ裁判のポイント
やなせひろみが酒井政利からセクハラを受けたということで、やなせひろみが酒井政利を訴えたこのセクハラ裁判。
やなせひろみとやなせひろみの事務所が1100万円の損害賠償を求めています。
何がやなせひろみと酒井政利の間に起こり問題になっているのか、起訴状(やなせひろみ側の主張)と酒井政利の主張をまとめました。
やなせひろみと酒井政利の主張
【2015年11月23日】 やなせひろみと酒井政利が知り合う
やなせひろみ側の主張: カラオケ大会に審査員として出席した酒井政利は、やなせひろみの事務所レオプロの社長にやなせひろみを紹介させた。
酒井政利の主張: やなせひろみという人物を覚えていない
【2015年12月25日】 事務所社長を交えて、3人で会食
やなせひろみ側の主張: 事務所社長とやなせひろみと酒井政利が会食中、社長がトイレに席を外した際、酒井政利がやなせひろみに性的ないやがらせを行った。
酒井政利の主張:
1)元々は違う人物が来るはずだったが、社長はやなせひろみを連れてきた、
2)社長はトイレに行っていない、
3) 社長はすぐに泥酔し、やなせひろみを連れてカラオケに言ってくれということで(社長が指定した)カラオケ店を探したが、見つからず、喫茶店に入った
4)その際、やなせひろみの電話番号を、電話番号占いをする目的で、尋ねた。
【2016年1月25日】やなせひろみが酒井政利にホテルに呼び出される
やなせひろみ側の主張: 呼び出されたホテルで酒井政利から「キスしよう」とセクハラを受けた。その際酒井政利が勧めた飲料を口にしたやなせひろみは意識が朦朧。
酒井政利の主張:
1) プロデュースを依頼されたので、歌を聞くため呼んだ、
2) 会ったのはイベントの控室だったホテルの部屋、
3) 勧めたのはカフェオレ、
4) やなせひろみの母親によると、やなせひろみはコーヒーをかいだだけで、発作が起きる、
5)その後、やなせひろみの話し方がおかしくなり、突然「助けてくれ」と叫びホテルを去った。
酒井政利は反訴のかまえ
酒井政利は2度しかやなせひろみに会っていないと主張しています。
11月のカラオケ大会で知り合ったことは、覚えていないということでしょうか。
酒井政利は完全にハメられたとして、起訴状は全て事実無根とし、反訴してたたかう姿勢でいます。
デヴィ夫人の時もこんな感じ
酒井政利がこのセクハラ騒動で、どこまで真実なのか、事実無根なのか分かりません。
ただこの騒動を見ていて、16年前の酒井政利の騒動を思い出しました。
実は酒井政利は2000年にもトラブっていて、そのときの相手はデヴィ夫人でした。
デヴィ夫人が書いた本の内容を、ワイドショーで酒井政利は批判したことが発端でした。
その本には多数の有名人をコキおろしていて、酒井政利は
「芸能界にパラサイトする以上、寄生する側として、このような批判は明かにルール違反!」
デヴィ夫人も言い返して、
「パラサイトしているのは酒井氏。あなたこそ芸能界をダメにする諸悪の根源!」
「TVにて全国民に向けて謝罪してもらいます!」
と謝罪を要求しましたが、酒井政利はその要求を完全に拒否しました。
とにかくこの酒井政利は、闘う人なんです。
で、この二人はその後全く歩み寄ることはありませんでした。
ですから、酒井政利は今回のセクハラ裁判でやなせひろみとも徹底的に闘うんだろうと思います。
やなせひろみのコメント
やなせひろみは自身のブログやツイッターで、
「(省略)多大なご迷惑とご心配をおかけしていることにここであらためて、深く、お詫び申し上げます。
(省略)僕の名付け親であり、育ての親である事務所社長/大島洋三(ひろみ)社長に今後一切をお任せし、
僕は僕なりにこれまでと変わらず、大きな夢ある永遠の少年として迷わず歩んでいきたい」
とコメントしています。
酒井政利を訴えるということで、業界からは″歌手生命の終わり″とも言われたそうです。
そりゃそうですよね、相手は大物プロデューサーですもんね。
やなせひろみが裁判沙汰にしたのは、売名行為では?という噂もあります。
どういう理由があるにせよ、裁判に踏みきるのは相当勇気が必要な決断だったと思います。
最後に
酒井政利がバイではないかという噂はあったそうです。
しかし今回のセクハラ裁判の結果次第で、その噂が真実になってしまうかもしれません。
酒井政利は自分の名誉のためにも、徹底的に裁判で闘うのでしょうね。
裁判の結果はどうなるのでしょうか。
以上、酒井政利vsやなせひろみセクハラ裁判のポイントとまとめ、そしてデヴィ夫人とのトラブルのときとの比較についてでした。