遂に最終回を迎えた「ウレロ☆無限大少女」第12話。
まだ見ていない人もいると思うので、ネタバレは最小限にして、今回の最終話の笑えた場面を3つピックアップする。
まず冒頭のあかりとますのの身長差ギャグ。
あかりのデカさと焼肉と漫画が好きという2人のやりとりは、ウレロ☆無限大少女において個人的に一番好きな部分である。
12話では、身長差をモチーフにしている。
そんなに大きくは見えないが、ますのより身長が高いあかり。カラオケで歌う「大きなのっぽの古時計」。これを身長が高いあかりがうたうと、やっぱりそのままだよね、の反応が。でもますのが歌うと、同情か全然のっぽじゃないとの反論か。
このギャグは何だか身長の高いあかりに同情してしまう。自虐ネタにも聞こえるこの手のギャグは、本当過ぎて、返って周りはどう反応していいのか分からないのだ。冗談なら人は堂々と笑える。本当のことではないと分かっているからだ。しかし、本当のことだと、笑うと申し訳ないし、何て変な気を回してしまう。
だからあかりに対して、よくこういうことあるよね、と思わず頷いてしまった。
そして社長川島のキス。本当?本当に唇を合わせてるの?と画面に近寄って確かめてしまった。ギリギリセーフか、ギリギリアウトか。セーフかアウトか・・・。
で、お相手は・・・?
言ってしまいたいところだが、ここまで書くと、ネタバレになってしまうので、それは動画をご覧いただくということで。
でも川島本人もこのシーンで、少し緊張しているのが伝わってきた。顔が強張っていた。頬にも唇にも力が入っていて、それも視聴者に思わずセーフかアウトかジャッジさせる要因になった。
そして3つ目の笑えたシーンは、レイコの記憶が全て抜かれていて、そこに現れたレイコは皆が知っているレイコではない。だから社長が今までレイコに言ったことしてきたことは、レイコは全て忘れている、と川島が知ったとき、ホッとして、あ、良かった、と笑みを浮かべる。何気ない小さな場面だが、結構ぷすっと笑えた。
この「ウレロ☆無限大少女」は、全体の運びや物語(ってあるのか?)より、こういう小さな場面が結構笑えるのだ。よく見ていないと見逃してしまいそうだが。
劇団ひとりのファンなので、今夜が最終回とは寂しい。