11月13日の日曜日に放送されたNHKスペシャル「終わらない人 宮崎駿」で、宮崎駿さんがドワンゴ会長川上量生さんにブチ切れた場面があり、それに対して川上量生さんがブログで愚痴っています。
川上量生さんは。怒られた原因の一つに、自分が太っているからと分析し、糖質制限ダイエットを始めると決心していますが、一体これはどういうことなのでしょう。
宮崎駿に怒られて
ことの発端は、11月13日の日曜日に放送されたNHKスペシャル「終わらない人 宮崎駿」というドキュメンタリー番組でした。
その中で、ドワンゴ社長川上量生さんが、自分たちが作った人工知能を持ったなんとも気持ち悪い動きをするゾンビの映像を宮崎駿さんに見せたのでした。
この映像に対し宮崎駿さんは、「生命に対する侮辱」とまで言い切り、ゾンビ映像を切り捨てました。
そして全く予想だにしていない宮崎駿さんからの怒りのコメントに、川上量生さんはママに叱られた子供のような顔で、必死に言い訳を考えている様子が、テレビに移し出されたのでした。
「終わらない人生宮崎駿激怒!ドワンゴ川上量生のゾンビ動画について」
さすがに、アニメ界の巨匠、人生の大先輩に叱られたのは堪えたのでしょうね。
川上量生さんは11月16日にブログで、宮崎駿さんから怒られたことを愚痴っています。
川上量生の愚痴ブログ
言い訳というか愚痴というか、宮崎駿さんから怒られたことは、やはりかなり堪えているようで、川上量生さんは11月16日のブログで、
「あのシーンにおいて、どちらが正しいといったことはないと、僕は思っている。それぞれ違う考え方、違う感じ方を持つ別々の人間であるというだけの話だ。
(略)
CGの世界でどういう技術が開発されようとしているかを知って欲しかった。」
そう、川上量生さんは自分が開発していることを、宮崎駿さんとみんなに知ってほしかった、それだけなんです。
でも結果として、宮崎駿さんや視聴者を不快な気持ちにさせたことは、全面的に自分の非であると、川上量生さんは認めています。根はいい人なんでしょうね。
もちろん川上量生さんは、あの叱られているシーンをカットするよう、番組製作会社に要請することはできたはず。実際あのシーンを放送していいか、事前に連絡があったとのこと。
そこで川上量生さんは自分にとって都合が悪い場面を編集してもらうのは、自分の我儘だと考え、OKを出したそうです。番組的にもああいうシーンがあったほうが、おいしいというのを、さすが製作する側に立ったとことのある川上量生さんは重々分かっていたからでした。
しかし川上量生さんは、実際に放送されたシーンをまだ見ていないということですが、ネット上で流れている画像などを見ると、そこには太った中年男性の姿が!
批判や炎上の原因は肥満
川上量生さんは、宮崎駿さんがブチ切れるシーンが放送されれば、ネットで批判され、炎上するだろうと予想はしていたようです。しかしそれは予想以上だったとか。
そしてこの炎上した原因を、川上量生さんは次のように分析しています。
「今回の炎上で本当に傷ついたことがひとつある。(略)人間は外見でそのひとの人間性を判断するということを確認した。どうやらデブは醜い心の現れであり、人間性を否定するに十分な根拠らしい。そう考えている人間が多いことは認めなければいけない事実だろう。」
自分を攻撃した人をがっかりさせない為にも、川上量生さんは炎上したことで傷ついたことがあるんだと、ネットで攻撃した人批判しまくった人を喜ばせようとしています。
この心理、ちょっと分かります。
で、川上量生さんは、炎上した原因は、自分が太っているからだと結論付け、糖質制限ダイエットを始めると本気で決心したそうです。
どんなにお菓子を食べてしまっても、シュークリームを食べてしまっても、何度でも再度、諦めないで糖質制限ダイエットにチャレンジすると。
この不屈の精神こそ、様々なビジネスを展開し、成功している人が必要なものですよね。
そして今は、川上量生さんは毎週月曜日には宮崎駿さんの会社で働いていて、特に最近は怒られることもなく平和に暮らしているそうです。
最後に
川上量生さんのブログ全文を読むと、「終わらない人 宮崎駿」で見せた言い訳がましい人物とは違った印象を持ちます。きちんと批判は受け止め、どんな理由であろうと人に不快な思いをさせてしまったことには、ちゃんと責任を取る。以外にちゃんとしている人じゃないですか。
でもやはりあのゾンビは、ちょっと、無しです。
以上、ドワンゴ川上量生、宮崎駿に怒られてブログで愚痴る、という話題でした。