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リオ卓球福原愛の準決勝 ドイツハンのボールはエッジかサイドか

リオオリンピック卓球団体準決勝の第5試合、福原愛選手がドイツのハン選手のエッジボールに泣きましたが、あれはエッジだったのかそれともサイドだったのでしょうか。

試合の映像、卓球審判員の手引きを参照に、検証してみました。

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準決勝、福原愛vsイン・ハン

イン・ハン選手は1983年4月29日生まれ、中国出出身のドイツ選手です。

現在世界ランキングは8位で、4位の福原愛選手より格下ですね。ポーランドのKTS Tarnobrzegチームに所属していて、昨年のワールドツアーでも優勝1回、ワールドツアー・グランドファイナルにも出場しています。

今回のリオオリンピック卓球団体準決勝の第5試合に出場したくらいですから、ドイツ国内ではエース級なのでしょう。

この試合はフルセットに持ち込まれ、最後の最後まで互角の戦いが続きました。

途中福原愛選手のフォアハンドからの攻撃が決まらず、何度もネットに当ててしまい、同じミスでかなりポイントを失っていました。その点ではハン選手はラッキーでしたね。

最後のセットでは中盤までリードを許していた福原愛選手ですが、怒涛の5連続ポイントで準決勝は大接戦になりました。

世界ランキングでは福原愛選手の方が上ですし、福原愛選手のフォアハンドが決まれば、勝てる相手だと思いました。

ハン選手のうまさというより、福原愛選手のミスが目立ち、ハン選手にポイントが入った試合だったと思います。

最後のハンのボールはエッジかサイドか

福原愛選手はリオオリンピック卓球シングルでも、エッジボールに泣き、メダルの道が断たれました。

それだけに、ハン選手が返したボールがエッジと判断され、準決勝団体の試合が終了したのは、とても残念で不運な結果なのです。

しかしこの最後のボールの判定を巡って、揉めていましたね。おそらく日本側がこのボールはエッジではなくサイドではと、申し出たのではないでしょうか。

卓球審判員の手引き

卓球審判員の手引きに、エッジボールとサイドボールの見分け方が記されています。

このエッジボールとサイドボールの見分け方はとても微妙で難しく、主審だけでなく副審判にもその判断の責任はあるそうです。

10.2.1 ボールがエッジに触れたか、サイドに触れたかを判定する必要がある場合...
    正しい判定の助けになるのは…ボールが触れる前と後の軌道である。
   ◯ ボールが台の上を飛んできた場合は、正しいリターンとなる。
   × 台の下から打たれた上昇中のボールは、殆どの場合サイドである。

10.2.2 ボールが台の外からの高い位置での判定も難しい。
   ◯ ボールが触れた後に上方にバウンドした場合は台に触れたと推測するのが妥当。
   × ボールが触れて引き続き下方に落ちれば、サイド(横)に触れた可能性が高い。

審判員の手引きより

絶対的指針ではないと記されていて、あくまでも判断の目安だそうです。

目で見て、耳でボールの音を聞いて、しっかり判断するそうですが、微妙過ぎて本当に難しそうですね。

ハンのボールは?

ハン選手は福原愛選手からのポールを卓球台の左から返しています。ハン選手がボールに触れたのは台の上ではなく、台の外から高い位置でした。

別にハン選手はエッジを狙ったわけではなく、どちらかとボールを福原愛選手に返すだけが精一杯の状況でした。

しかし、福原愛選手の右側にギリギリそのボールは入り、エッジに当たって跳ね返されて、準決勝が終わりました。

そのボールは台の右端に当たり、斜め上に跳ね上がったことから、エッジボールと判断されたと思われます。

まさに審判員の手引きの10.2.2の「ボールが台の外からの高い位置で」「ボールが触れた後に上方にバウンドした場合は台に触れた」ということで、サイドボールではなく、エッジボールでした。

これが「ボールが触れて引き続き下方に落ちれば」、サイドボールとみなされ福原愛選手のポイントとなり、デュースに持ち込んでいたかもしれません。

悔しいですが、ハン選手のボールはやはりエッジボールでしたね。

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最後に

後味の悪い終わり方だった準決勝でしたが、福原愛選手や日本チームは3位決定戦に向けて気持ちを切り替え、銅メダル獲得にベストを尽くしてほしいですね。

以上、リオオリンピック卓球団体準決勝、福原愛選手が出場した最終試合で、ハン選手のボールはエッジかサイドか検証しました。

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