天然とんこつラーメンが評価され、今年の「麺チェーン店総選挙2016」で1位を獲得した「一蘭」。その大きな要因となったのは、とんこつラーメンの美味しさだけでなく、外国人に人気があることと海外にある店舗だったようです。
香港にある海外店舗
とんこつラーメンの本場博多から全国に店舗を持つ大人気店「一蘭」。
海外進出も果たして、現在は香港に2店舗を構えています。そこでは連日大勢のお客で賑わっており、大盛況といったところです。
そしてこれが北米や欧州ではなく、日本のラーメン文化を受け入れやすいアジア、香港だったことが良かったのだと思います。
もしかして現地のマーケットに合わせて、多少は味やサービスを変えているのかもしれませんが、日本で食べるとんこつラーメンとほとんど同じではないでしょうか。これが北米や欧州なら、現地の人の好みに合わせる必要が出てくるかもしれませんが。
同じアジア圏に出店したのは大正解と言えます。
外国人に大人気
実に去年一年間で2200人の外国人が「一蘭」に訪れ、中でも道頓堀店は外国人が一番多く訪れる人気店です。
中国からのお客も
「今まで食べたラーメンの中で一番おいしい」
と話しています。
きっと中国でおいしい麺類がたくさんあるなかで、「一蘭」のとんこつラーメンを一番おいしいと言ってくれたことは、嬉しいですね。
SNSの力
「一蘭」がなぜこんなに外国人に人気なのか。
それはFacebookやIntagramなどのSNSで、その美味しさや人気が知れ渡ったからです。
「一蘭」に訪れた外国人にどうやってこの店を知ったのか尋ねると、SNSを通じて、という答えが返ってきます。
この外国人に対する評判の良さも、今回の「麺チェーン店総選挙2016」で優勝した要因であることは間違いないです。
*「麺チェーン店総選挙2016」の結果は「一蘭1位、花月ランク外「麺チェーン店総選挙」結果一覧」をご覧ください。
最後に
いつかきっと食べてみたい「一蘭」のとんこつラーメン。「一蘭」では、この一品のみをお店で提供しているそうです。他にメニューを広げないから作る側もこの一品に集中できるし、さらにお店の回転率を上げることもでき、ビジネスとしても成功しているのでしょう。
ラーメン文化がもっと多くの外国や外国人に理解されるといいです。