19年前に行方が分からなくなった
福井県若狭町出身の宮内和也さんが、
今月16日に大阪市内で発見されました。
北朝鮮による拉致疑い不明者リストにも
載っていたという宮内和也さんは、
発見されるまで、一体どこで何をしていたのでしょうか。
宮内和也さんの義理の兄が会見し、
この質問について触れています。
19年前に起こったこととは?
宮内和也さんは、1997年4月に勤務していた若狭町役場の同僚に
「艇庫に行く」と告げて、以来消息を断ったのだとか。
当時32歳だった宮内和也さんは、
カヌーのインストラクターだったから、
海岸の見まわりに出かけたわけですね。
もうちょっと掘り下げると、
宮内和也さんが失踪するおよそ3ヶ月前に
島根県隠岐島沖の日本海でナホトカ号重油流出事故が
発生しました。
宮内和也さんは、同年5月にカヌーの研修が
三方町世久見のB&G海洋センターで行われる予定で、
海岸の状態を確かめるため、出かけたそうです。
その後の調査で、付近の海岸で宮内和也さんの上着と
割れたカヌーが発見されたとか。
福井県の4月って、まだまだ寒いでしょう。
上着が脱ぎ捨てられていたとしたら、とても不自然です。
しかも失踪場所が日本海海岸付近。
これでは、北朝鮮拉致か?と疑われても仕方ありません。
「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない」行方不明者886人に
登録されたのです。
19年後、遂に大阪で発見
それから19年後の今月6日、大阪市内で宮内和也さんが
遂に発見されたのです。
失踪当時は32歳だった宮内和也さん、
今は51歳です。
それでも宮内和也さんの家族は、
一目見てすぐ分かったと話しています。
私の友人が3ヶ月のアメリカ留学中に10キロ太って帰国したら、
空港で出迎えてくれた両親が自分だとは気づいてくれなかった、
と話していました。
宮内和也さんの家族は、たとえ19年離れていても、
家族だったのですね。
ただ家族といっても面会したのは
実の姉とその夫(義理の兄)だったようです。
で、19年間何してたの?
宮内和也さんと面会した義理の兄の澤香苗さんが、
今月17日に記者会見を開きました。
澤さんによると、宮内和也さんはただごめんと誤り、
泣き続けていたそうで、宮内和也さんの三人の子供のこと、
両親のことを聞いてきたそうです。
え?
三人も子供がいるの?
それなのに失踪したの?
何で?
と思った人は多いでしょう。
しかし澤さんもこの19年間宮内和也さんが
何をしていたのかについては、
「一切分からない。国内にいたとしか聞いてない。
仕事はしていると思う」
と何とも腑に落ちない答えです。
しかし、2014年にも関西で宮内和也さんの目撃情報があり、
どうやら住所や職を転々としていたらしいです。
事件に巻き込まれたとか、北朝鮮に拉致されたことはないようです。
なぜ宮内和也さんが19年前に姿を消したのか、
その動機についても、一切発表されていません。
個人的には、19年間何をしていたのかより、
なぜ消息を断ったのかが、気になります。
関連記事: 失踪の理由と原因は?義兄が会見
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「「住所と職を転々」宮内和也 失踪の理由は?義兄が会見」
最後に
宮内和也さんはすでに発見された場所に戻っているそうですが、
まだ両親とは面会していないそうです。
ということは、宮内和也さんは大阪市内にいるということですね。
51歳の宮内和也さんのご両親なら、きっと既に70〜80代でしょう。
早く元気な顔を見せてほしいです。
以上、19年間失踪していた宮内和也さんが、
大阪で発見・保護されたという話題でした。
関連記事: 宮内和也さんの家族について
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