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ツタンカーメンの墓と隠し部屋、気になるもう一つの話題とは?

ツタンカーメンといえば、エジプト王である。これはもちろん誰でも知っていることだが、そのツタンカーメン王の墓に隠し部屋が発見されたというニュースが飛び込んできた。これが立証されれば世紀の大発見と言われていただけに、非常に大きなニュースである。それにしても話題の尽きないツタンカーメン王。今年の初めにも、あの黄金のマスクについて茶番劇があったばかりである。

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しかも一つだけでなく、2つも

今回レーダースキャンで発見された隠し部屋は、90%の確率で存在すると、マムドゥフ・ダマティ考古相が発表した。しかも二つ。ツタンカーメン王の墓はエジプト南部ルクソールの郊外にある「王家の谷」に位置する。そこに未発掘の部屋があるということは随分前から唱えられていた。そこで今回レーダースキャンでその存在が立証されたのだから、エジプトの歴史をひも解く大きな鍵になること、考古学的に大きな発見であったことは間違いないであろう。

ツタンカーメンの黄金のマスク

今年になってツタンカーメンが話題になったのは、これが初めてではない。皆さんも一度は写真などで目にしたことがあるであろう、ツタンカーメンのあの黄金のマスク。古代エジプトと言えば頭に浮かぶイメージは、あのマスクではないだろうか。古代エジプト人はいつも横を向いている。でも正面から見るとこんな感じだったんだと、マスクを見て分かった。このマスクにあるあごひげの部分の修復が行われたそうだ。確か300兆円もするシロモノ。さぞ丁寧に修復作業は行われたのであろうかと思いきや、なんと博物館の職員らは接着剤で直していたとか。その雑な扱いをめぐり、その職員らが懲戒委員会にかけられることになったとか。

接着剤で直すということは、友陣が以前パリで買った食器が割れて、近くのホームセンターで購入した食器用の接着剤を使ってくっ付けた、という感覚と同じなのだろうか。この食器はおよそ3000円の品物だが、ツタンカーメンの黄金のマスクは300兆円。壊れた部分のひげさえ、金色に光っている。せめて使用された接着剤は、近くのホームセンターで買ってきたものではなく、それなりに高級な物であったと願いたい。と言いたいところだが、BBCによると、間違った接着剤を使用し、はみ出した接着剤は鋭い金属で剥ぎ取っていた、と伝えている。「間違った接着剤」の意味がよく分からないが、正しい接着剤ではなかったということである。

その後このツタンカーメンの黄金のマスクは、ドイツの専門家によりきちんと修復されたのだとか。ツタンカーメン王も一安心。

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