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世界ジュニア 本田真凜ちゃんショートが2位になった理由

      2016/03/30

フィギュアスケートの世界ジュニア選手権が始まった。ジュニアのレベルでは最高峰の大会である。そんな中で世界ジュニア選手権初出場の本田真凜選手はショートを終えて2位につけている。1位はロシアのアリサ・フェディチキナ選手である。この二人実は同点なのだが、技術展の高いアリサ・フェディチキナ選手が一位である。ショートを振り返って、本田真凜選手の演技はとにかく素晴らしかった。66.11点という高得点を叩き出したその凄さとは何か、また同点でありながら何が1位と2位を分けたのだろうか。

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3+3ジャンプは加点がついても・・・

本田真凜選手の冒頭の2連続3回転ジャンプは、流れも幅もあり、美しいジャンプだった。加点も1.4点もついて高評価を得ている。一方のアリサ・フェディチキナ選手は、本田真凜選手のより難易度の高いジャンプを後半に持ってきている。ルッツ+トーループにしているが、残念に最初のルッツジャンプがエッジ違反かどうかの微妙マーク!がついてしまい、マイナスされてしまったが、基礎点が高いのと10%のボーナス点がつく演技の後半に跳んだので、結局このジャンプで11.03点稼いでいる。本田真凜選手は、ループ+トーループなので、少し基礎点が低いのと、演技冒頭に跳んでいるので10.80点と、アリサ・フェディチキナ選手より低い点数なのだ。

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演技後半にジャンプを跳んで

本田真凜選手は演技後半に一つジャンプ(フリップジャンプ)を跳んでいる。一方アリサ・フェディチキナ選手は、2つ跳んでいるのだ。単独3回転ジャンプと3+3のコンビネーションジャンプ。二人のジャンプの合計の基礎点は、18.53本田真凜選手が18.53、アリサ・フェディチキナ選手は20.46点と、1.93点の差がある。演技後半にジャンプを跳ぶと基礎点が10%高くなるが、たかが10%とあなどってはいけない。たとえ0.01点差でも、勝敗を分けるのだから。

表現力はコケない

ロシアの選手は総じて素晴らしい表現力を持っていると思う。ロシアバレエなんて伝統と歴史があるわけだし。そんなロシアの選手に表現力で勝った本田真凜選手は凄い。本田真凜選手の演技構成点は28.54点で、ジュニアにしては素晴らしい得点である。アリサ・フェディチキナ選手の27.95点より高い。表現力をつけることに力を入れている本田真凜選手。一つ一つの動きを丁寧に滑っていて、それが見ているこちらにもよく伝わるショートプログラムであった。

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何年か前にテレビインタビューで、試合では緊張してジャンプはコケるかもしれない、でも表現力はコケない、というようなことを言っていた。まさにその通りなショートプログラムの結果であった。

明日のフリープログラムで挽回できるか。本田真凜選手自身が納得のできる演技をしてもらいたい。

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