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川井梨紗子リオレスリング女子金!海外も驚き?栄監督を投げ飛ばす

   

川井梨紗子選手がリオオリンピックレスリング女子63キロ級決勝戦で、ベラルーシのマリア・ママシュク選手に勝利すると同時に、吉田沙保里選手のお決まりだった栄コーチを投げ飛ばすというパフォーマンスを、2回も披露。

レスリング女子53キロ級決勝で破れた吉田沙保里選手に代わって、金メダルを獲得した川井梨紗子選手が栄監督を投げ飛ばし、吉田沙保里選手の悔しさを晴らしたように見えました。

強かった川井梨紗子選手。海外の評判や反応も交えながら、川井梨紗子選手とマリア・ママシュク選手との決勝戦を振り返ります。

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圧倒的強さの川井梨紗子

2回戦から登場した川井梨紗子選手は、本来の53キロ級から2つ上げた63キロ級だったにもかかわらず、とにかく強かったですね。

準々決勝で、ラトビアのアナスタシア・グリゴリエワ選手に2点を取られましたが、他の試合では無失点、全く相手を寄せ付けませんでした。

準決勝ではロシアのイナ・トラジュコワ選手をテクニカルフォールで2分10秒で破り、見ていてあっという間の試合でした。

そして迎えた決勝戦、相手はベラルーシのマリア・ママシュク選手で、これまでの試合内容は、圧勝と言うよりギリギリで勝ち進んできた選手でした。なので川井梨紗子選手が勝つだろうことは予想していましたが、さすがにここはオリンピックの決勝戦です。ママシュク選手もそれまでの試合とは必死さが違うでしょう。

試合直前の表情は、ママシュク選手の方がチャレンジャーという立場だからか、割とリラックスしているように見えました。ベストを尽くすだけ、と言った感じ。

一方の川井梨紗子選手の方が、唇をかたく閉じて、少し緊張しているのかな、と思いました。

川井梨紗子選手にとっては初めてのオリンピックです。しかもレスリング女子63キロ級の前に行われた53キロ級で、吉田沙保里選手が4連覇ならず銀メダルに終わりました。そんな中で、川井梨紗子選手にかかるプレッシャーはかなりあったのでしょう。川井梨紗子選手本人も、きっと吉田沙保里選手の無念さを晴らす思いがあったのではないでしょうか。大先輩吉田沙保里選手の負けは、まだ21歳の川井梨紗子選手の決勝戦に、どのように影響するのかなと思いながらテレビ観戦しました。

試合開始早々、川井梨紗子選手が2ポイント選手し、もうこれで流れは完全に川井梨紗子選手でしたね。金メダル間違いないな、と確信しました。

川井梨紗子選手の攻めて攻めてせめまくってくる、しかも速い攻撃に、ママシュク選手はなす術が無いように見えました。それに同じ63キロ級か?と思うくらい、川井梨紗子選手はママシュク選手をパワーで上回っているように見えました。伊調馨選手が58キロ級なので、本来はこの級の川井梨紗子選手は、2つ級を上げたわけですが、本来58キロ級の選手とは思えない選手ですね。58キロ級では伊調馨選手に何度も、はじき出されたそうです。それもそのはず、伊調馨選手は先日オリンピック4連覇を達成した異次元の選手ですからね。

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前半を2-0で折り返すと、川井梨紗子選手は後半に速い攻めで足を掴み、あらあらという間に得点を重ねていきました。見ていて全く危なげない試合で、川井梨紗子選手は金メダルを獲得しました。逆に言えば、ママシュク選手、全くおいしいところがなく、試合が終わってしまったという感じでした。しかしここまで完敗なら、悔しさもあるでしょうが、むしろスッキリなのではないでしょうか。

試合後のインタビューで川井梨紗子選手は、攻めるのが自分が教えてもらったレスリングと答えています。本当にその言葉通りの決勝戦でした。

お約束、栄コーチ投げ飛ばされる

試合が終了し金メダルが決まると、栄監督がリングへ駆け寄ってきました。川井梨紗子選手は、吉田沙保里選手が金メダルを取るといつも栄監督を投げ飛ばす、アレを2回も続けて披露してくれました。

栄監督を投げ飛ばす川井梨紗子選手の顔に微笑が見られ、その表情を見たとき、このパフォーマンスは吉田沙保里選手のためにしているのかな、と思いました。

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吉田沙保里選手の悔し涙でしんみりしていたので、川井梨紗子選手が金メダルに輝き、栄監督を投げ飛ばすのを見られて、私自身も励まされました。さっき吉田沙保里選手の悔し泣きで、一緒に泣いて、今度は川井梨紗子選手の金メダルで、嬉し泣き。忙しい涙腺です。

栄監督は元レスリングの選手ですが、さずがに現役の選手から投げ飛ばされれば、かなり痛いと思います。現在56歳なので、オリンピック金メダリストにリンクに投げ飛ばされて、腰に来てなければいいのですが。まあ、前回のロンドンオリンピックで吉田沙保里選手が金メダルを獲得したときは、栄監督は吉田沙保里選手に首締めをくらっていますから、それに比べたら今回はマシかも。

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海外の反応と評価

リオオリンピックレスリング女子63キロ級決勝戦を、アメリカのNBCで観ていました。解説者も川井梨紗子選手のことを絶賛していました。

"complete package"

つまり、川井梨紗子選手はレスリングで勝つための全てを持ち合わせている。攻撃力、攻撃の速さ、相手の攻撃に対する反応の速さ、ディフェンス力、軽やかなフットワークなど、勝つために必要な全て。

そして川井梨紗子選手がまだ21歳であることにも注目し、強い日本の女子レスリングにまた新たなスターが誕生したこと、これからの女子レスリング界を担う存在であること、4年後の東京オリンピックでも大活躍するだろうことなどをあげていました。

確かにこの決勝戦だけでなく、今日の全ての試合で圧倒的な強さを見せた川井梨紗子選手です。"complete package"という表現がぴったりだなと思いました。

最後に

オリンピックでレスリング女子の階級が増えたとはいえ、たった2日間で6階級全てが行われるという、忙しい日程でした。

レスリング女子は、オリンピック後半で確実に日本がメダルを、しかも金メダルを獲得することができる、数少ない種目です。それが終わってしまったのですね。寂しい。

残りわずかとなったオリンピックですが、連日寝不足でも精一杯楽しみたいですね。

川井梨紗子選手は、4年後の東京オリンピックを目指すと、きっぱりインタビューで宣言していました。日本女子レスリングは安泰ですね。

以上、リオオリンピックレスリング女子63キロ級の川井梨紗子選手がベラルーシのマリア・ママシュク選手に圧勝で金メダル!吉田沙保里選手に代わって栄コーチを投げ飛ばす、という話題でした。

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