今年のれコード大賞2016は、西野カナさんが大賞を受賞し、日本有線大賞2016との2冠を達成しました。
おめでとうとの言葉と同時に、やっぱりの思いが強かった結果ですが、それでもなぜ西野カナがレコ大大賞受賞なのでしょう。
実力や話題、売上から見て、AAAが受賞してもおかしくないのに、大賞をとれなかった理由とは?
レコード大賞2016は予想通り
週刊文春が10月に、昨年のレコード大賞三代目JSBの受賞に、バーニングとの1億円の裏金が動いていたとする大スクープをすっぱ抜きました。
これにより、LDH所属のアーティストが今年のレコード大賞を受賞する可能性はゼロとなり、では一体誰が受賞するのかという予想が立てられました。
最近のレコード大賞の価値の低下に伴い、このスキャンダルで、とにかくクリーンなイメージ、無難なところで、やはり西野カナ、AAA、AKB48あたりだとする予想が大半でしたね。
はっきり言って、結果ありきの今年のレコード大賞でした。
そんな中でも西野カナさんが大賞を受賞したことに関しては、やはりなぜ?と疑問に思う人も多いです。
まずAAAが辞退
12月10日に、AAAが事実上、レコード大賞を降りたという報道がなされました。所属事務所AVEXが辞退したという内容でした。
「AAAレコード大賞2016なぜ降りた?辞退で受賞は西野カナか宇多田ひかり?」
LDH所属のアーティストが全滅の中、AAAは今年のレコード大賞にほぼ”内定”状態だったようでした。
確かにシングルの売上、話題性、実力、人気など、レコード大賞受賞にはふさわしいアーティストです。
しかしLDHとバーニングとの裏金疑惑の中、こまま”内定”状態のAAAがレコード大賞受賞すれば、やはり何か裏があるのでは?などと噂が立つこともありえますからね。
こういう背景があり、AAAのレコード大賞受賞は予め消滅していたと言えます。
単に実力や売上などではない、ということが、改めて示されたように思えます。
西野カナ受賞の理由は?
さて、AAAではない、もちろんLDH所属のアーティストは全滅、そんな中で浮上したのが西野カナさんでした。
西野カナさんのは2011年以降毎年レコード大賞作品賞にノミネートされ、今年こそ、今年こそ、なんて言われながらも今まで受賞したことはありませんでした。
そうこうしている内に、ちょっとピークを過ぎた感が出てきて、今年はいまひとつ話題性に欠けていたような。
今年のレコード大賞作品賞のノミネート曲「あなたの好きなところ」は4月に発売され、オリコンでは週間5位でしたが、4月月間では18位。パッとした結果ではなく、とても今年2016年を象徴する曲とは言い難いのが本音です。
他にもNHK朝ドラに起用されたAKB48「365日の紙飛行機」など、話題性抜群のアーティストがいた中で、なぜ西野カナさんが受賞したのか。
やはりそこにはバーニングが絡んでいるようですが、西野カナさんに関しては、ドンと呼ばれる周防郁雄氏ではなく、バーニングの番頭こと広報責任者のK氏が大きく関係しているのだとか。
「西野カナ ヒット曲無しでも紅白レコ大連続出場!理由はバーニング」
西野カナさんのレーベル担当者がK氏のお気に入りという裏事情があるようです。そういったわけで、2011年以降毎年レコード大賞作品賞ノミネートというポジションも得ているとか。
ここでもまたバーニング?と少し飽き飽きした人もいるかもしれませんが、やはりこれがレコード大賞の実状なのでしょうかね。
西野カナさんの受賞は、女性ソロ歌手で11年ぶりの快挙という素晴らしい結果ではあります。
週刊文春の裏金疑惑報道、それによるLDH所属のアーティストの全滅、AAAの辞退、そういったことが重なって、西野カナさんにとってある意味ラッキーだったと言えるかもしれません。
それから西野カナさんは今年の日本有線大賞も受賞していて、レコード大賞受賞で2冠です。
有線大賞とレコード大賞のW受賞は珍しく、今年の賞レースは、ラッキーが重なって(?)西野カナさんが独占した。運も実力のうちと言いますからね。
最後に
どんな理由があるにせよ、AAAにレコード大賞を受賞してほしかったという声は多いです。裏金疑惑の喪が明けるだろう来年こそは、AAAが大賞を獲得してほしいですね。
以上、なぜ西野カナがレコード大賞2016受賞?AAAがとれなかった理由とは?という話題でした。
西野カナ、紅白ではレコ大受賞曲とは違う曲
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